

開講日決定(7月16日)のお知らせ (6月16日追記)
「日経ビジネス経営塾 第6期」は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、開講を延期しておりましたが、このほど、正式に7月16日(木)開講を決定しました。なお感染予防策などのため、会場も変更となっております。詳細は受講生の皆さまにご案内申し上げます。ご面倒をおかけしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
開催主旨
次のリーダーとなる人材を最高の舞台で鍛えます
「日経ビジネス経営塾」の案内をご覧いただき、ありがとうございます。
日経ビジネスは1969年の創刊以来、企業の経営層・管理職向けの経営情報誌として日本経済の発展と共に歩んでまいりました。経済のグローバル化が進み、業種業界の垣根がなくなって競争がますます激しくなる中、多くの企業が頭を痛めているのが将来を担うリーダーや後継者の育成ではないでしょうか。私たちは次世代のリーダー育成の一助になりたいと考え、2015年4月「日経ビジネス経営塾」をスタートしました。そして、2020年には第6期を開講する運びとなりました。
毎月1回、日本を代表する経営者に講師を務めていただき、年間で合計12人の方からリーダーシップ、グローバル、マーケティング、M&A(合併・買収)などのテーマで、自らの経験や経営哲学を熱く語っていただきます。受講者の方々も競い合うように質問し、時には講師に叱咤激励され、大いに刺激を受けながら学んでいます。教室は、受講生が講師の経営論を貪欲に吸収しようという熱気に包まれています。
2020年4月に開講する第6期も、多くの経営者の方々に「次世代のリーダーを育てる」という「日経ビジネス経営塾」の趣旨にご賛同いただき、使命感を持って講師を務めていただきます。これだけの講師陣をそろえることができるのは「日経ビジネス経営塾」をおいて他にないと確信しています。
私たち日経ビジネスは、インタビュー記事などを通じて経営者の方々の考え方を読者の皆様にお伝えしています。これらに加えて、経営者の話を直接聞く機会を提供することで、多面的に皆さまのお役に立ちたいと考えております。「日経ビジネス経営塾」は実践に役立つ学びの場です。
講義は毎月、著名経営者による「実践編」と、早稲田大学ビジネススクール教授陣による、最新のマネジメント理論を学ぶ「理論編」の2部構成で実施します。日本最高水準のビジネススクール教員による理論を同時に学ぶことで、一つの経営テーマを複眼的に、より深く考えることができるのも大きな特長です。
募集定員は50名の限られた枠です。この機会を逃さぬよう、お早めのお申し込みを心からお待ち申し上げております。
日経ビジネス発行人 廣松隆志
開催によせて


早稲田大学大学院(ビジネススクール)教授の入山です。
私はこの日経ビジネス経営塾の講師を開設以来担当してきました。みなさんにとっては、担任の先生のような立場になります。
このプログラムがなぜ素晴らしく、多くのビジネスリーダー候補に支持されるのか。私は、このプログラムこそが、これからの時代に求められる学び・経験を得られる最高の機会の一つだから、と思っています。
第一は、「知の多様性」です。これらからの激動の時代、自ら変化を起こせない会社は、やがて淘汰されていきます。
したがって企業には新しいチャレンジ・イノベーションが何より不可欠です。経営学では、イノベーションの源泉は「なるべく遠くの幅広い知を得て、そして知と知を新しく組み合わせること」と言われます。現代は多くのビジネスパーソンの知の範囲が狭いために、イノベーションが起きないのです。
日経ビジネス経営塾は、超一流の経営者講師、国内最高水準である早稲田大学ビジネススクールの教授陣、そしてその学びを求めて日本全国・様々な業界から集まった仲間という、まさに知の多様性に満ちています。だからこそ、本プログラムでは圧倒的な学びがあるのです。
第二に、自分のビジネス・仕事・会社への「腹落ち感」の確立です。変化の激しい時代では、自分たちの会社が何を目指すべきか、そこで社員は何のために働くのか、の腹落ち感が不可欠です。これをセンスメイキング理論と言います。しかし、経営者・ビジネスパーソンの中には自分の仕事や会社の方向性に腹落ちがないために、前進できない方が多くいるのです。
これこそ、日経ビジネス経営塾でみなさんが培っていただけることなのです。ここでは、日本屈指の超一流の経営者が「その場限り」でみなさんとアツく議論をすることで、トップ経営者の思い、情熱、行動指針をみなさんが感じることができます。だから、みなさんが腹落ちができるのです。これは理屈ではありません。理屈ではないからこそ、経営塾という「場」に来ていただいて、感じる価値があるのです。
私自身も、「理論編」の講師としての年間複数回の講義に加え、「実践編」では経営者講師による講演の前後にファシリテーターとして、可能な限り参加します。懇親会での交流なども含め、受講生の皆さんと共に学んで行きます。いま自分の会社の、あるいはご自身の未来に変化を求めている方、最高の英知と情熱を感じたい方、ぜひ本プログラムを一緒に経験しませんか。
2020年の開講日、「日経ビジネス経営塾」にてお待ちしています。
第6期 講座概要
- 開催時期
- 2020年7月〜2021年3月(全12回)第6期
7月16日(木)、8月26日(水)、9月11日(金)、9月23日(水)、10月7日(水)、11月4日(水)、11月13日(金)、12月21日(月)、1月14日(木)、2月3日(水)、2月16日(火)、3月22日(月)
- ※開催日程は講師の都合を調整して約3ヵ月前までに決定し受講生にご連絡いたします。
なお開催日決定にあたり受講者のご希望を伺うことができませんのであらかじめご了承ください。
- 時 間
- 各回13:00~17:00(開場12:30) ※最終回のみ懇親会予定(17:30~19:00)
- ※最終回のみ懇親会予定(17:30~19:00)
- 会 場
- 早稲田大学日本橋キャンパス MAP
〒103-0027 東京都中央区日本橋1-4-1 日本橋一丁目三井ビルディング(コレド日本橋)5F 地下鉄東京メトロ日本橋駅出口直結、JR東京駅徒歩10分
※7月16日(木)の第1回はソラシティホールイースト(東京都千代田区神田駿河台4-6)にて開催いたします。ご注意ください。
※会場は予定です。決定次第、受講生にご連絡いたします。
- 募集定員
- 50名
- ※最少開催人数 30名 ※申込人数が最少開催人数に達しない場合、開催を中止させていただく場合があります。
- ※最少開催人数 30名
- ※申込人数が最少開催人数に達しない場合、開催を中止させていただく場合があります。
- 受講料
- 1,320,000円(税込)
- 対 象
- 企業の幹部候補や次世代リーダーおよび経営層
- 主 催
- 日経ビジネス、早稲田大学ビジネススクール
- 提出書類
- お申し込み後、開講までに応募書類の提出が必要になります。
内容は、現在の仕事内容、本講座の志望動機、受講後のゴールイメージ等になります。詳細はお申し込み後にお知らせいたします。
- お申し込み
注意事項 - 正式お申し込み後、
事務局より受講証とご請求書をお送りします。
受講料金は、請求書発行日後の翌月末までに全額を主催者の指定する銀行口座に振込みをお願いしています。
なお主催者は、受講料金は返金いたしません。また銀行振込以外の支払い方法はお受けできませんのであらかじめご了承ください。
以下注意事項をご了承の上、本サイトよりお申し込みください。
- ※講演内容・講師等が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
- ※お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
- ※会場までの交通費や宿泊費は、受講される方の負担となります。
- ※講師の急病、天災その他の不可抗力、又はその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。複数回連続して開催する講座の場合は、全体の開催回数の中で、中止した講座の回数分を回数による均等割でお客様へ返金します。
- ※受講生の属する事業体が、本講座に競合すると判断されるサービスを提供していることが判明した場合、受講をお断りさせていただく場合があります。あらかじめご了承ください。
- ※ご連絡いただいた情報に不明な箇所があった場合等、確認のためにe-mail・電話等での連絡をさせていただくことがございます。
- ※お申し込みいただいた時点で本講座が満席の場合は、事務局からご連絡します。キャンセルが出た場合は事務局からご連絡さしあげますので、その時点で改めて受講のご希望を確認させていただきます。
以下に該当する場合、受講をお断りすることがございます。本注意事項に違反し受講をお断りした場合、お支払済み受講料の返金は一切いたしません。予めご了承の上、お申し込みください。
・本講座(「日経ビジネス経営塾」に関連するイベント・会合・懇親の場も含む、以下同じ)に関連して、①法令又は公序良俗に反する行為があったとき②講師や他の受講生の迷惑となる行為、講座の進行を妨げる行為があったとき③許可なく物品等の売買、営業または勧誘をする等、本講座の目的を逸脱または本講座の品位を損なうおそれがあると認められるとき。
- ■ご来場の皆様へ
- ・講座当日は必ずマスクの着用をいただきたく、お願い申し上げます。
- ・受付時の検温にご協力ください。
- ・手洗い・消毒・うがいの励行など感染予防にご協力をお願いいたします。
- ・運営スタッフもマスクを着用させていただきます。ご了承ください。
- ・体調に不安のある方はくれぐれもご無理をなさらないようお願いいたします。
- お問い合わせ
- 日経BP読者サービスセンター セミナー係
TEL.0120-255-255(土日祝日を除く9:00~17:00)
FAX.03-5696-1139
第6期 講師紹介(2020年度)
実践編
超一流経営者から学ぶ (約90分)
- ※講演内容・講師、日程等が変更になる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
7月16日(木)コニカミノルタ 社長兼CEO山名昌衛氏



1954年兵庫県生まれ。77年4月ミノルタカメラ入社。コニカとミノルタの経営統合推進の一翼を担い、経営統合以降は分社体制下で、持ち株会社常務執行役として経営戦略担当、取締役兼常務執行役として情報機器事業会社社長などを歴任。2014年4月代表執行役社長。
8月26日(水)ロイヤルHD 会長菊地唯夫氏



神奈川県出身。1988年、早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本債券信用銀行 (現あおぞら銀行)に入行。2000年にドイツ証券入社。04年、ロイヤルホールディングス入社。10年3月、社長に就任。16年3月から会長(兼)CEO。19年3月より現職。
9月11日(金)アサヒグループHD 会長泉谷直木氏



1948年、京都府出身。72年に京都産業大学卒業後、アサヒビール入社。広報部長などを経て2003年に取締役就任。酒類本部長兼マーケティング本部長などを経て2010年、アサヒビール社長に。2014年アサヒグループホールディングス社長兼CEO、2016年から会長兼CEO。2018年から現職。
9月23日(水)ネスレ日本 前社長高岡浩三氏



1983年、神戸大学経営学部卒。同年、ネスレ日本(株)入社。2010年11月より2020年3月まで同社代表取締役社長兼CEO。「ネスカフェ アンバサダー」などの新しいビジネスモデルの構築を通じて高利益率を実現する一方、人事や営業などの管理部門も含め、あらゆる部門に「マーケティング」を採り入れ、グローバルに通用する成熟先進国ビジネスモデルの構築に力を注ぐ。2017年より、ケイアンドカンパニー(株)代表取締役としてクライアントである日本企業トップに対するDXを中心としたコンサルタントとしても活躍。
10月7日(水)テルモ 社長CEO佐藤慎次郎氏



東京都出身。1984年東京大学経済学部卒業、1988年デューク大学経営大学院にて経営学修士(MBA)取得。東亜燃料工業(現ENEOS)などを経て、2004年テルモ入社。11年10月心臓血管カンパニー統轄(14年4月からプレジデント)、17年4月より現職。
11月4日(水)DMG森精機 社長森 雅彦氏



奈良県出身。京都大学工学部精密工学科を卒業後、伊藤忠商事入社。繊維機械の営業に携わった後、93年に森精機製作所入社。取締役、常務、専務を経て、99年より現職。
11月13日(金)LIXILグループ 社長兼CEO瀬戸欣哉氏



1960年生まれ。83年住友商事入社、2000年に工具のネット通販MonotaRO(モノタロウ、当時は住商グレンジャー)創業、06年マザーズ、09年東証1部上場。16年LIXILグループ社長兼CEO、18年10月末に解任されるも19年6月に株主の支持を得て現職に復帰。
12月21日(月)オイシックス・ラ・大地 社長髙島宏平氏



1973年生まれ。1998年に東京大学大学院工学系研究科を修了後、マッキンゼーに入社。2000年に退社し、オイシックスを設立。2013年に東証マザーズに上場。2017年にはオイシックスと大地を守る会、2018年にはらでぃっしゅぼーやが経営統合し、オイシックス・ラ・大地社長に就任。
1月14日(木)良品計画 会長金井政明氏



1957年生まれ。西友ストアー長野(現合同会社西友)を経て1993年良品計画入社。生活雑貨部長として長い間、売上の柱となる生活雑貨を牽引し良品計画の成長を支える。その後、常務取締役営業本部長として良品計画の構造改革に取り組む。2008年2月代表取締役社長、2015年5月代表取締役会長に就任、現在に至る。西友時代より「無印良品」に関わり、一貫して営業、商品分野を歩み、良品計画グループ全体の企業価値向上に取り組む。
2月3日(水)ロート製薬 会長山田邦雄氏



1956年大阪府生まれ。1979年に東京大学卒業後、1980年にロート製薬株式会社入社。マーケティング部などに従事しながら、1991年ロート製薬株式会社取締役に就任、1999年にはロート製薬株式会社代表取締役社長に就任。社内の風土改革にも取り組みながら、スキンケアをロート製薬の柱に育てる。その後2009年ロート製薬株式会社代表取締役会長兼CEOに就任し、食や再生医療など新規事業にも取り組む。2019年より現職。
2月16日(火)サンリオエンターテイメント 社長小巻亜矢氏



株式会社サンリオエンターテイメント代表取締役社長。サンリオピューロランド館長。東京出身、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。1983年(株)サンリオ入社。結婚退社、出産などを経てサンリオ関連会社にて仕事復帰。2014年サンリオエンターテイメント顧問就任、2015年サンリオエンターテイメント取締役就任。2016年サンリオピューロランド館長就任、2019年6月より現職。子宮頸がん予防啓発活動「ハロースマイル(Hellosmile)」委員長、NPO法人ハロードリーム実行委員会代表理事、一般社団法人SDGsプラットフォーム代表理事。
3月22日(月)オリックス シニア・チェアマン宮内義彦氏



兵庫県出身。関西学院大学商学部卒業、米ワシントン大学経営学部大学院修士課程修了後、日綿實業(現双日)に入社。1964年にオリエント・リース(現オリックス)に入社。社長、会長、グループCEOを歴任。
早稲田大学ビジネススクールの特長
早稲田大学ビジネススクールの特長は、「圧倒的な日本最強の教授陣」にあります。同スクールは、著名コンサルティング企業で長らくトップを務めた超一流の実務家教授と、欧米で博士号を取得し世界の先端経営理論に精通した学術教授がバランスよく配置されています。まさに、これからのビジネスリーダーに必要な「実践知」と「学術知」の両方を、日本最高水準で学ぶことができるのです。「日経ビジネス経営塾」第6期では、厳選された教授陣が最新のマネジメント理論、経営学研究の成果、ビジネス思考法などの講義を担当します。
理論編
早稲田大学ビジネススクール教授陣が登壇
(約150分)
内田和成教授


「経営とは」

東京大学工学部卒、慶應義塾大学経営学博士(MBA)。2006年4月、早稲田大学 大学院商学研究科教授就任 (現職)。三井倉庫取締役、キユーピー監査役など歴任。
入山章栄教授


「イノベーション」 「ダイバーシティ、働き方改革」 「ガバナンス、事業承継」

慶應義塾大学経済学部卒、米ピッツバーグ大学で博士(経営学)取得。ニューヨーク州立大学バッファロー校助教授を経て、2013年より現職。
西山茂教授


「経営者にとっての会計」

早稲田大学政治経済学部卒業。米ペンシルバニア大学ウォートン校よりMBA、早稲田大学より博士号取得。監査法人ト-マツ等にて会計監査、人材育成などの業務に従事し、2006年から現職。
山田英夫教授


「異業種に学ぶビジネスモデル」

慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。早稲田大学より博士号を取得。三菱総合研究所にて、大企業の新事業開発のコンサルティングに従事した後、1989年より早稲田大学で教鞭をとり、現在に至る。
竹内規彦教授


「人材戦略」

名古屋大学大学院国際開発研究科博士後期課程を修了し、博士号を取得。日本学術振興会特別研究員(SPD)、東京理科大学准教授、青山学院大学大学院准教授等を経て、2017年より現職。
池上重輔教授


「グローバル経営」

早稲田大学商学部卒業。一橋大学より博士号(経営学)を取得。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、MARS JAPAN、ソフトバンクECホールディングス、ニッセイ・キャピタルを経て2016年より現職。
川上智子教授


「マーケティング戦略」 「デジタル・マーケティング」 「新規事業創造」

大阪大学文学部を卒業。ミノルタカメラ(現コニカミノルタ)に入社し、新製品開発・マーケティングに従事。大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。関西大学教授等を経て、2015年4月より現職。
平野正雄教授


「リーダーシップ」

1998年から2006年まで、マッキンゼー&カンパニーのディレクターおよび日本支社長。ハイテク産業や製造業から医薬品や金融までの幅広い産業分野において、経営課題の解決に従事。2015年より現職。工学博士(東京大学)。