セミナー紹介
企業の収益を支えるような、永遠の「定番」づくり。多くの企業には、既に何年・何十年と販売をし続けている商品があるはず。しかし果たしてそれは企業の収益に貢献しているような「定番」になっているのでしょうか?
実は多くの企業がすでに魅力ある商品をつくっているのに、それに気付かずにいるのかもしれません。適正な場所で、きちんとした見せ方で売っていないため、その魅力に気付くことなく安売りしてはいませんか?
その売り方や見せ方がわからないままでは、仮に新商品を作ったとしても、次世代のロングセラーには繋がらないでしょう。
企業の強みをいかにして掘り起こして、その魅力を売りにつなげて、長く企業の収益を支えるロングセラーに育てていくのか。本セミナーでは、3回にわたってそのノウハウをナガオカケンメイ氏と一緒に学びます。
「D&DEPARTMENT」というロングセラー商品のみを扱う店舗を全国12か所に展開するナガオカケンメイ氏。さまざまな企業の埋れた商品に新たな光をあて、長く続くヒット商品の数々を生み出してきました。自身の経験や膨大なリサーチ資料をもとにして、「売れるロングセラーを見る目を鍛える」「伝え方を工夫して商品の魅力を最大限に引き出す」「商品を魅力的に見せる売り場のノウハウ」をともに考えるセミナーです。
●長く続くロングセラー商品を育てていきたい
●そもそも、ブランドを生み出す、と言うことが何かわからない
●長い間販売している既存商品があるが、それを価値のあるものとして高く売っていきたい
●自社だけではなく、地域周辺の企業を巻き込みながら地域全体として成長したい
クリエーターは・・・
●クライアントと長く関係が続くようなブランド開発をしたい
●デザインをするだけではなく、「売る」ことにまで責任を持つにはどうするのか、そのノウハウを知りたい
●クライアント企業の魅力をいかに引き出すか。そのリサーチの手法を具体的に知りたい
開催概要
セミナー名 | 日経デザインラボ・セミナー ナガオカケンメイ氏と学ぶ ロングライフデザイン実践講座 |
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日時 | 2017年4月24日(月)、5月29日(月)、6月26日(月) (全3回) 各日とも13:00~17:00 (12:30開場)予定 |
会場 | 東京・世田谷区 第1回、第2回:D&DEPARTMENT TOKYO 東急大井町線九品仏駅 徒歩7分 第3回:木村硝子店 東京・文京区 地下鉄千代田線湯島駅 徒歩3分 |
受講料 |
168,000円(税込み) |
定員 | 20名 ※最少開催人数(10名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。 |
主催 | 日経デザインラボ |
講師紹介
D&DEPARTMENTデザインディレクター
カリモク家具 常務取締役
木村硝子店 社長
プログラム
●第1回 4月24日(月) 13:00~17:00 【会場:D&DEPARTMENT TOKYO】
原点は、カリモク家具が1960年代から作り続けてきた木製ソファーの「Kチェア」。多くの新商品に埋もれて積極的に販売していなかった時期もあったというこの商品ですが、ナガオカ氏に見いだされ、今や同社を代表するブランド「カリモク60」を支える製品へと成長しました。
商品の魅力をいかにして見いだし、その魅力を消費者にわかりやすいように伝えたのか。カリモク60の立ち上げ時からブランディングを担当している、カリモク家具の山田郁二・常務取締役をお招きし、リサーチからブランディングまでのすべてを解説します。
ナガオカケンメイ 氏
ケーススタディ:「カリモク60」成長の舞台裏
カリモク家具 常務取締役 山田郁二 氏
●第2回 5月29日(月) 13:00~17:00 【会場:D&DEPARTMENT TOKYO】
ロングライフデザインを生み出すためには、商品を「つくる」ことのほかに、どのようにして「売る」のか、という視点が求められます。
日本全国のメーカーが長く販売し続けている商品を発掘し、これら商品を独自の販売手法でヒット商品に仕立て直してきたD&DEPARTMENT。店舗の作り方から、顧客とのコミュニケーションの方法などに独自の工夫を重ね、いまや全国に12店舗を構えます。売れる商品をどう見分けて、それをどのようにして売ることでヒット商品が生まれるのか。売る立場から商品の魅力を引き出す方法を、ワークショップ形式で身につけます。
ナガオカケンメイ 氏
ワークショップ:長く売るためのリサーチ手法と販売手法を身に付ける
ナガオカケンメイ 氏、D&DEPARTMENT スタッフ
●第3回 6月26日(月) 13:00~17:00 【会場:木村硝子店】
ロングセラー商品には、製品を作る人々の思いやものづくりに対する理念が欠かせません。その思いが商品にストーリーを生み出し、多くの人の共感につながるからです。実際にロングライフ製品を生み出している企業を視察し、なぜその企業が長く愛されるのか、その秘訣を体感いただきます。
ナガオカケンメイ 氏
ケーススタディ:愛され続けるものづくりの秘訣
木村硝子店社長 木村武史 氏
- 企業のデザイナーとしてのあり方を学びたかった。“らしさ”を求められるが、それをどのように伝えていけば良いのか大変参考になりました。
- 「自分たちが作った商品をお客様にちゃんと伝えることが大切」という点をもう一度見直していきたいと感じました。デザイナー→社内→販売員→お客様まで伝えることが難しくてなかなか実現できず悩んでいましたが、今回のお話が大変参考になりました。ありがとうございました。
- どんな視点でものづくりをされているのかを知ることができ、勉強になりました。
- 感度の高い人にしか伝わらないことだと思うけれど、これからの時代にはとても大切な内容だと思った。
- ロングライフデザインを実現しているヒト/企業の体験談/生の声を聞けたので、説得力があった。今後の己の仕事に活かせる。
- 変わらない部分、新しさを求める部分、しっかりした哲学が必要だなと感じました。
- 新しい商品にばかり目が行きがちでしたが、定番商品の良さを再確認することの大切さと、それをどのように展開するかを考えるということが聞けたこと。ブランドブックを作ることで企業としての商品イメージが整理されるということ。
- さまざまな考え方、動き方が、今後のビジネスの参考になりました。活字で学ぶより頭に入ります。
- 作家ではなくデザイナー。お客様が感動するものを“ホンヤク”して、色や形、デザインに落とし込むという話が良かった!
- 自社の在り方を再考するいい機会でした。
- 自社でも同じような問題があり、色々な方の意見を聞いてみたいと思ったのと、単純にテーマに対して興味があった。いろんなブランドの開発ストーリーや考えている事の話を直接聞くのは、本を読むよりおもしろい。
- お客様と企業との関係について、考えさせられました。
- デザインやものづくりに対する考え方が変わりました。利益ばかりを考えるのではなく、良いものをつくることの大切さを学びました。
- 一流のデザイナー様のお話を聞き、自分がやるべき事、指針が少し見えた。
- 生の声を聞かせていただいたのが役立ちました。
- 様々な考え方に触れ、支援(業務)に具体的に生かす方向性を考えられた。
- いろいろな視点からのロングライフデザインを聴くことができ、今まで憧れ的にしかとらえられていなかったものが、リアルなビジネスとして促えられたような気がします。
- ロングライフデザインとは、継続するためにはとても大事な事。デザイナーの立場として、ただ作りたいものを作るのではいけない事も確信しました。
- 目で見えるものばかりがデザインではないということを強く感じた。自身の仕事をデザインと感じることは少なかったが、デザインの一部をやってきたんだと思えることができた。デザイン思考をさらに学んでいきたい。
- デザイナーや職人、ブランドが継続するためにあるべき姿のヒントをたくさんもらいました。特に、職人や工場の方の満足ややる気をデザイナー側がちゃんと考えていること、そこが大切と社内に伝えていきたいです。
- いいものを長く使う。長く使えるものを作る。ロングライフ・デザインを意識すること。とても有益でした。
- ブランディングの重要性を感じ、様々な本を読んだりする中で、デザインへの興味が高くなった。
【お申し込み注意事項】
- ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
- ※お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。申し込んだ方の都合が悪くなった場合は、代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
- ※受講料のお支払い: お支払方法が「請求書」の方には、後日、受講証・請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますのであらかじめご了承ください。クレジットカード払いの場合、受講証・請求書の郵送はありません。お支払い手続きにて決済が完了した後、以下「MyPageメニュー」にお申し込み内容と受講証が表示されます。セミナー当日、ご自身で印刷した受講証をご持参いただくか、携帯端末などにMyPageから受講証を表示いただくようお願いいたします。
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