本セミナーは、ビデオ会議ツール「Zoom」を使って、当日ライブ配信します。

8月21日(金)9時に締め切らせて頂きます。

セミナー紹介

 本講座では、15年に渡って欧米の生分解性プラスチックに関する実務的な調査・研究を行ってきた講師が、欧米の最新事例を分かりやすく解説し、次世代の生分解性プラスチック製品の開発の視点を提供します。特に射出成形と金型技術について深みを持った解説を行います。2019年10月にドイツ・デュッセルドルフで開催された世界最大規模のプラスチック・ゴム専門見本市「K2019」で開示された最新技術についてもふんだんに紹介します。また、世界の生分解性プラスチックやバイオプラスチックの規制についても実務的な側面から切り込んだ解説を試みます。

 プラスチックは、自動車部品や家電製品、電子部品、食品容器、医療用具、建設資材、スポーツ用品などに、軽量化や高強度、柔軟性、透明性、電気絶縁性などの特性を生かした素材として今日の社会では不可欠な存在です。世界では年間約2億8000万tが生産されており、今後も需要は増加基調にあります。

 しかし、プラスチックは、その焼却処理による地球温暖化ガスの排出問題と海洋プラスチックごみによるマイクロプラスチック問題が世界の喫緊の課題として急浮上し、これまで70年間行われてきた大量生産-大量廃棄の経済構造は根本から大きな見直しを迫られています。

 持続可能な循環型経済(サーキュラーエコノミー)を実現するためには生分解性プラスチックの活用が必須であり、その活用方法や製品への応用についてイノベーションが求められます。そのためには素材特性や材料ブレンド技術、成形加工プロセス、金型技術、品質トレーサビリティー、リサイクル技術などを総合した生産システムの視座が必要です。これらの知見は、視点の多様性や地球規模の市場戦略、法規制などを視野に入れた研究開発を進めている欧米企業がユニークなアイデアを既に多数実用化しています。

受講効果

チェック次世代の生分解性プラスチック製品の開発や射出成形システム、金型の企画・設計を行う上での重要な着眼点を獲得できます。

チェック欧米先進国の多様な製品事例や射出成形加工、金型技術を画像で学びます。これにより、ビジュアルによって鮮明な記憶が形成されます。

チェック豊富な欧米実務経験を持つ講師が、技術に加えて社会情勢や法規制、マクロ経済などの視点を加えて解説。実務に役立つヒントが得られます。


■視聴にあたって
  1. 視聴に必要なURLは、配信前日8/24(月)までにメールにてご案内します。
    URLはセミナーに参加する方のみ利用可能とし、再配布を禁止します。
  2. 受講者は、動画を録画・キャプチャーすること、SNSなどへのアップも禁止します。
    もし、発見した場合、事務局は削除を要求できることとします。
  3. セミナーの内容や受講者の個人情報などはセミナー内のみとし、口外しないでください。
  4. システムトラブルなどにより、画像・音声に乱れが生じた場合も再送信や返金はできませんので、予めご了承ください。 なお、音声、画像は受講者でご調整ください。また、サービス利用にあたってのサポートは致しかねます。
  5. 配信中、異常と思われる接続を発見した場合、予告なく切断することがあります。
  6. Zoomの接続環境は【パソコン、有線またはWi-Fiのインターネット環境】推奨です。

なお、「Zoom」上では、個人情報は一切取得いたしません。開催時間中にURLにアクセスいただくと受講可能です。

また、ライブ配信当日にアクセスいただくURLと、登録、ログイン方法につきましては、 配信前日の8/24(月)までにご参加の方へメールでお知らせいたしますので、ご確認をお願い申し上げます。

開催概要

セミナー名 zoomを使ったWeb配信セミナー
生分解性プラスチックによるものづくり革命
日時 2020年 8月 25日(火) 13:00~16:00
会場 オンライン開催
Zoomを使ったWeb配信セミナーです
受講料

38,000円(税込み)

定員 60名
※最少開催人数(15名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
主催 日経クロステック 日経ものづくり

講師紹介

小松 道男(こまつ みちお)氏

小松技術士事務所 所長、ものづくり名人

アルプス電気を経て、1993年に小松技術士事務所を設立。技術士(機械部門)、一般社団法人日本合成樹脂技術協会 理事。プラスチック射出成形金型の開発、射出成形システムの研究、ポリ乳酸(PLA)射出成形ビジネスの事業化、超臨界微細発泡射出成形技術(MuCell)の研究、バイオプラスチック応用技術開発等を展開中。欧米のプラスチック技術、金型技術に精通している。日本、米国、ドイツ、フランス、英国、オランダ、スイス、カナダ、中華人民共和国、韓国、ブラジルで特許権(特許発明総数293個)、意匠権3件、商標権1件を保有。
著書に『事例でわかるプラスチック金型設計の進め方』(日刊工業新聞社)、『プラスチック射出成形金型設計マニュアル』(日刊工業新聞社)、『はじめての金型技術』(共著、工業調査会)、『プラスチック射出成形金型』(共著、日経BP社)、『金型が一番わかる』(共著、型技術協会編)、『インジェクション金型の設計2』(CD-R、NTTデータエンジニアリングシステムズ)など多数。
平成3年技術士第二次試験史上最年少合格(当時27歳)。主な受賞は、社団法人日本機械学会畠山賞、公益財団法人中部科学技術センター振興賞、一般社団法人日本合成樹脂技術協会特別会員、LAUNCH:BEYOND WASTE Forum,Innovator of Innovators(NASAジェット推進研究所にて、米国ベンチャー企業Co-Founderとして)、公益社団法人日本技術士会フェロー、平成29年度文部科学大臣表彰科学技術賞(技術部門)受賞、第7回ものづくり日本大賞内閣総理大臣賞受賞・ものづくり名人の称号を安倍首相より授与される。一般社団法人型技術協会会員、一般社団法人プラスチック成形加工学会会員、SPE(Society of Plastics Engineers、USA)会員。福島高専非常勤講師、元仏Rhône-Alpes州クラスター親善大使。K2013国際ゴム・プラスチック専門見本市 Japan Technology Forum(ドイツ)にて基調講演、PLASTIPOLIS FORUM 2014(フランス)ではInternational sectionにて講演。

プログラム (13:00~16:00)

1.プラスチック産業が直面する課題

 化石燃料やプラスチック廃棄物を燃焼させることにより大気中には温暖化ガス(二酸化炭素)が大量に放出され、地球の気温は一般市民にも感じられるように徐々に上昇を続けています。気候変動による集中豪雨や台風の巨大化は今後も継続すると予想されます。COP25パリ協定が発効し、温暖化ガスの排出抑制の議論が始まりましたがなかなかその実行が進んでいない現状があります。
 一方、世界のプラスチック生産量は、2億8000万t/年であり、その7.1%(約2000万トン)が海洋に流入していると考えられています。これらの廃棄樹脂は、劣化や波浪による粉砕でマイクロプラスチックとなり、鳥類や魚貝類の体内に蓄積されることが分かってきました。
 また、石油由来樹脂の製造過程で除去しきれなかった重金属や海水中のPCBを吸着して有害物質として濃縮される事象については、日本でも注目が集まり始めています。2019年のG20大阪サミットでは海洋ゴミ(Marine Litter)問題が取り上げられ、2050年までに新たなプラスチック廃棄物をゼロにする大阪ブルー・オーシャン・ビジョンが世界の首脳により署名されました。フランスではこの1月から使い捨て食器は全て50%以上の生分解性素材の使用義務化法律が施行されました。このようなグローバルな社会の動きについて重要なポイントを分かりやすく解説します。

2.生分解性プラスチックの種類

 プラスチックは、化石燃料を原材料として化学合成され、使用後は生分解しない素材という特徴が世界的に認識されています。しかし、現在の科学では植物や動物廃棄物を原材料としたプラスチック(バイオプラスチック)を化学合成できるようになりました。
 また、化石燃料を原材料とするにもかかわらず生分解するプラスチックも商業化されています。化石由来プラスチックとバイオプラスチックの関係について正しい知識を解説します。

3.各国のプラスチックに関する規制の動向

EU、米国、中国、インドのプラスチックに関する規制の動向について解説します。

4.日本のプラスチックに関する規制の動向

 日本国内における環境省、経済産業省、厚生労働省等の法規制の動向やプラスチック素材関連団体の自主規制の動向について解説します。

5.主要な生分解性プラスチックの特性

 現在商業化されている生分解性プラスチックの特性と応用製品について解説をします。
  • ポリ乳酸(PLA)
  • ポリヒドロキシアルカノエート(PHA)
  • ポリブチレンサクシネート(PBS)
  • スターチブレンド
  • 脂肪族芳香族コ・ポリエステル(PBAT)
  • 3-ヒドロキシブチレート-co-3-ヒドロキシヘキサノエート重合体(PHBH)
  • ポリグリコール酸(PGA)
  • ヘミセルロース
  • 木粉コンポジット(WPC)
  • 紙粉コンポジット(PPC)

6.加工技術の事例紹介(射出成形技術と金型技術を中心に)

 繊維、シート成形、真空成形、ブロー成形、射出成形、バルブゲート、N2超臨界微細発泡射出成形、CO2超臨界射出成形(薄肉成形)について事例紹介します。

7.世界最新のプラスチック加工技術の情報(動画・画像)

 昨年10月にドイツ・デュッセルドルフで開催された「K2019(国際プラスチック・ゴム産業展)」に出展された石油由来プラスチックを含む最新の加工技術の事例を紹介します。メカニカルリサイクル、サーマルリサイクル、ケミカルリサイクルによるサーキュラーエコノミー実現を目指す発想を知ることにより生分解性プラスチックの活用すべき分野考察する発想の刺激を試みます。

8.質疑応答

※1~7のセッションは都合により順不同となりますので予めご了解ください。また、事例等はセッション間で重複する個所もございますのでこちらもご了解ください。
申し込む

【お申し込み注意事項】

  • このセミナーは、ZoomによるリアルタイムWeb配信にてご提供します。
    視聴URLは、開催前日にご登録のアドレス宛にメールでお知らせします。
  • ※お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。
  • ※受講料のお支払い: お支払方法はクレジットカード払いのみとなります。領収証が必要な場合は、登録完了メールをご覧のうえ、お手続きください。以下「MyPageメニュー」にお申し込み内容が表示されます。
    <MyPage>https://ers.nikkeibp.co.jp/user/myPageLogin/
  • ※このセミナーの運営事務局を担当する、株式会社サンクよりご連絡をいたしますので、ドメイン名(@55cinq.com)からのメールを受信できるようにしてください。
    お申し込み時にご記入いただいた電話番号に、ライブ配信当日、株式会社サンクより、接続不良の方にご連絡させていただく場合があります。
  • ※講師企業と競合すると考えられる製品やサービスなどをご提供される会社の方は、主催者の判断に基づき受講をお断りさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
  • ※講師の急病、天災その他の不可抗力、またはその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。