セミナー紹介

日産自動車が開発したデザインレビュー手法 「Quick DR」が世界に普及し始めています。総受講者は1万5000人を突破。日本だけではなく、世界で注目を集めています。

その魅力は、開発期間が限られる中で、効率よく不具合の発生を未然に防止できること。例えば、1/10以下の時間で10倍以上の成果をもたらすことも珍しくはありません。それを可能にするQuick DRの最大の特徴は、設計の変更点/変化点に着目して、短時間で効率的に問題を発見し、解決することです。

圧倒的に量が多い変更規模の小さい設計に対しては「Quick DR」を適用し、新規性の高い設計に対してはFMEAを主要ツールとした「Full Process DR」を適用する。このように、2つのデザインレビュー・プロセスを使い分けることで、効率的に未然防止を実施することができます。「Quick DR」の導入により、負荷を増やすことなく、デザインレビューを適用すべき設計変更に対する網羅性が高まり、大きな効果を得られるのです。

本講座は、日産自動車で品質のエキスパートリーダーを務め、「Quick DR」を開発して同社に導入推進した講師が、Quick DRの考え方やプロセス、実施手順などを徹底的に解説します。午後には、自動車部品を使った具体的な課題によるQuick DRの主要手順を体験する演習を実施し、理解を深めます。

受講効果

チェック限られた開発期間の中で効率的に品質問題の発生を未然に防止する考え方と手法について学べます。

チェックデザインレビューにおける受審者とレビューアの役割と必要なスキルについて学べます。

チェック実部品を用いたグループ演習を通じて変更点に着目したQuick DRの実践力を習得することができます。

開催概要

セミナー名 開発者から学ぶ 日産の不具合未然防止手法「Quick DR」
日時 2019年12月13日(金)10:00~17:00(開場 9:30)
会場 Learning Square新橋 4F
東京・新橋
JR・都営浅草線・東京メトロ銀座線「新橋駅」徒歩2分
受講料

49,800円(税込み)

定員 60名
※最少開催人数(15名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
主催 日経 xTECH、日経ものづくり

講師紹介

大島 恵(おおしま めぐむ)

日産自動車 技術顧問

1976年、日産自動車入社。主に強度信頼性設計、実験、振動騒音開発に従事した後、実験部、シャシー設計部、車両要素設計部の部長を歴任。2005年から車両品質推進部部長、品質エキスパートリーダーとして、設計品質の向上活動に取り組み、日産自動車独自の品質手法を開発し、自社および関連会社に展開して実践する。2012年よりボッシュで設計品質の向上を指導。2014年より日産自動車技術顧問、現在に至る。

奈良 敢也(なら かんや)

日産自動車 製品設計技術革新部 主管

1987年、日産自動車入社。材料開発、安全部品設計、品質・信頼性開発プロセスの整備に従事。2009年より現職となり、デザインレビューを軸とした未然防止活動、品質リスクマネジメントの推進を担当。2005年からは、慶應義塾大学理工学部の非常勤講師として品質工学、実験計画法の講義も担当している。

プログラム (10:00~17:00)

1. Quick DRによる有効な不具合の未然防止

継続的に品質を向上する品質フレームワークとデザインレビューを有効に、効率的に実施する方法について学ぶ。
  1. 品質キープロセス 再発防止と未然防止
  2. なぜ、Quick DRが必要なのか
  3. 設計の新規性に応じた2つのデザインレビュー
  4. Quick DR実施のポイント

2. Quick DRのツールとプロセス

基準となる設計からの変更点を明確にして、その変更点に着目して問題の発見と解決を行うツールとプロセスについて学ぶ。
  1. Quick DRの標準ツール
  2. Quick DRの実施手順
  3. Quick DRの適用事例

3. Quick DR演習

実際の自動車部品を用いた演習を通してQuick DRの手法を学ぶ。
  1. 変更点一覧表
  2. DRBFMワークシート

4. レビューアの役割と必要なスキル

レビューアの役割は設計担当者をサポートし、製品の品質向上とエンジニアの育成を行うことであることを学ぶ。
  1. デザインレビューにおけるレビューアの役割
  2. レビューアに必要なコーチングスキル
  3. レビューア10か条とべからず集

5. 質疑応答

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【お申し込み注意事項】

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