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セミナー紹介

モジュール化で起きている問題

 タイミングを逃さず製品を上市するための取組みとして、モジュール化(製品の機能をサブシステム内で完結させた上で、サブシステム間のインターフェースを標準化する取組み)が多くの企業で実施されています。製品構造がモジュール化されていると、市場要求の変化や技術革新により新たな開発が必要になった時に、製品全体を見直すのではなく、一部のモジュールだけの入れ替えや新設で対応できるようになります。そのため、新製品の開発リードタイムを短縮し、併せてコストも削減することができるようになります。

 実現できれば大きな効果を発揮するモジュール化ですが、実際に取り組んでみるとそう簡単なものではありません。やってはみたものの、局所的な改善に留まり思ったほどの効果が出せなかった、適切なやり方がわからなくなり途中で頓挫してしまった、というような声をよく耳にします。

[モジュール化がうまくいっていない例]
  • 既存製品に採用されている類似部品の種類を減らすアプローチでモジュール化の取組みを実施。既存製品のコストは下がったものの、変化した新たな市場要求に応えられず新製品では役に立たなかった。
  • 複数製品で共通のモジュールを使いまわしているが、製品毎にレイアウトが異なるため、毎回ワイヤーハーネスの引き回し検討、機能検証・評価、組立などの工数がかかってしまっている。
  • コスト低減を狙って上位機種から下位機種まで共通のモジュールを作成したが、下位機種の原価が高くなり価格競争力を失ってしまった。
 など

問題を解決するために

 上記のような失敗をしないためには、モジュール化することが目的にならないように目的を明確にすることはもちろんのこと、商品企画部門、製造部門、メンテナンス部門など関係部門と連携をとりながら組織横断でモジュール化を進めて行く必要があります。また、魅力ある製品をモジュールの組合せで作り出して行くために市場要求を起点に考え、要求を反映したモジュールつくりが必要です。


開発現場での実績を体系化

 本講座では、製品に求める要求を抽出し、その要求を市場別に評価してモジュール化を行う手法を習得していただきます。また、部門連携してモジュール化を組織横断で進めるための勘所を学習していただきます。

  • 要求と製品構成要素の見える化手法
  • 要求の評価手法と製品構成要素への割付方法
  • モジュール化方針ガイドライン
  • 部門連携事例

 本講座で習得いただく考え方・手法は、製造業各社で実績のあるコンサルティング知見より体系化したものです。現在のモジュール化のやり方に疑問や限界を感じている設計開発者の皆様にとって、現状打破の一助になれば幸いです。

開催概要

セミナー名 多様な顧客要求を満足するモジュール設計手法
日時 2019年 9月 24日(火)10:00~18:00(開場9:30予定)
会場 京王品川ビル iTiDコンサルティング社 セミナールーム
東京・品川
JR品川駅港南口、京浜急行品川駅よりスカイウェイを経由して徒歩10分

※ビル正面玄関の2階ロビーが受付場所となります。その後19階のセミナールームにご案内いたします。
※セミナー終了後に、懇親会(約1時間)を予定していますので、ぜひご参加ください。
受講料

54,000円(税込み)
※受講料には、昼食は含まれておりません。
※コンサルタントなど、講師と同業者の受講はご遠慮いただく場合がございます。ご了承ください。

定員 20名
※最少開催人数(9名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
主催 日経 xTECH 日経ものづくり
協力 iTiDコンサルティング

講師紹介

北田 典央(きただ のりひろ)氏

iTiDコンサルティング シニアコンサルタント

大手装置メーカの研究開発部門を経て現職。技術目線だけでなく、市場・顧客要求とのつながりと事業体全体での活動をモットーに、BtoC、BtoBそれぞれの業態でモジュール化を成功に導いてきている。モジュール化の他に、モデルベースシステムエンジニアリング、人材育成などを専門としている。

南 貴紘(みなみ たかひろ)氏

iTiDコンサルティング シニアコンサルタント

国内大手自動車OEMでパワートレイン開発を経て現職。元設計者として開発現場での経験を基に、あるべきプロセスの構築、MBSEを中心とした実務支援に強みがある。他にも自動車OEM、電機メーカを中心とした業務改革、モジュール化導入、実務支援実績を有する。

プログラム (10:00~18:00)

1. 製造業がおかれている環境

  • 製造業が感じている変化
  • 今の環境下で目指さねばならない姿
  • これまでの製品開発との違い
  • 実現手段としてのモジュール化
  • ビジネスステージとモジュール化の関係
  • モジュール化の効果(全体)

2. モジュール化の失敗事例

  • 【失敗例1】すぐに陳腐化するモジュール
  • 【失敗例2】作業が減らないモジュール
  • 【失敗例3】割高なモジュール
  • 【失敗例4】部分最適なモジュール化
  • 【失敗例5】技術力の低下

3. モジュール化の実践手法 ~「RoAD」~

製品に求める要求を抽出し、その要求を市場別に評価してモジュール化を行う手法「RoAD」について、演習を交えながらお伝えします。

  • 全体説明
  • 製品ラインナップ計画

    [概要]:これから検討するモジュールを使用した製品の対象市場を分析し、製品ラインナップを検討します。

    [内容]:市場要求把握、市場再定義、演習

  • システム構成検討

    [概要]:製品ラインナップに求められる機能要求と機能要求を具現化するための構成部品を抽出します。

    [内容]:要求整理、要素整理(要素ブロック図分析、DMM分析)、演習

  • アーキテクチャ方針検討

    [概要]:モジュール分割の範囲やモジュールバリエーションの検討を行うために必要な、機能要求の対象市場における重要度、機能要求の仕様違いや範囲の把握、機能要求の将来変化を検討します。

    [内容]:要求重要度分析、要求幅分析、要求変化予測、演習

  • モジュール化実行

    [概要]:これまでで検討した結果を用いて、モジュール分割の範囲やモジュールバリエーションの検討と、モジュールを組合せて利用するためのインターフェース基準の検討を行います。

    [内容]:モジュール化戦略検討、インターフェース基準検討、演習

4. モジュール化効果の極大化

どのように関係部門と連携してモジュール化を進めて行くか、事例を通して勘所をお伝えします。

  • 着目点
  • 取り組み事例

5. モジュール化の定着に向けて

モジュール化を組織に定着化させる仕組み、モジュール改善プロセス例を通してお伝えします。

6. まとめ

  • 全体総括、質疑応答
※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

【お申し込み注意事項】

  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
  • ※お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。申し込んだ方の都合が悪くなった場合は、代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
  • ※受講料のお支払い: お支払方法が「請求書」の方には、後日、受講証・請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますのであらかじめご了承ください。クレジットカード払いの場合、受講証のみ郵送いたします。下記Mypageにて申し込み状況を確認いただけます。
    <MyPage>https://ers.nikkeibp.co.jp/user/myPageLogin/
  • ※講師企業と競合すると考えられる製品やサービスなどをご提供される会社の方は、主催者の判断に基づき受講をお断りさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
  • ※会場までの交通費や宿泊費は、受講される方のご負担となります。また、お子さま連れでのご参加はご遠慮ください。
  • ※講師の急病、天災その他の不可抗力、またはその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。