このセミナーは会場にお越しいただく来場型セミナーです。
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セミナー紹介

 コロナ禍の社会において、人と人とがソーシャルディスタンスを取り、また、モノに対しても接触することを可能な限り避けるライフスタイルに変わってきました。そこには、近距離の無線通信への注目も必然的に高まってきます。

 無線通信にはアンテナが必須で、講師も日経BP主催のアンテナセミナーを、毎年、定期的に行ってきました。無線通信はアンテナと無線機を用いて実現します。アンテナの技術者は電磁気学を学び、無線機の設計者は電子工学を学びます。しかし、極論になるかもしれませんが、アンテナ設計者は電子工学が良くわからない、無線機の設計者は電磁気学が難しいと感じ、両者は、各々をインピーダンスを等しくして接続すると考えます。この考え方はエネルギーを効率よく伝送する観点から見れば誤りではありません。しかし、アンテナと無線機を繋ぐ上で、インピーダンスだけで片付けてしまうのには、何かモヤモヤした感じが残るのではないでしょうか。

 過去のアンテナセミナーは、アンテナを電磁気学的に解説しているものがほとんどでした。しかし、無線機側のアンテナと接続する端子をみると、高周波信号入力(出力)端子とグランド(基準電位)端子があります。アンテナ側にも高周波信号出力(入力)端子と基準電位の端子があるのですが、電子回路設計者は、空間を飛んでくる電波から、どのように高周波信号を抽出し、また、電波からどのようにグランド(基準)電位を再生するのかがわかると、モヤモヤ感がすっきりすると思います。

 本セミナーでは、アンテナの基本動作についてわかりやすく電磁気学的に解説するとともに、過去のアンテナセミナーでは、あまり語られてこなかった、高周波信号を抽出と、電波からどのようにグランド(基準)電位を再生するのかを、電子回路技術者にわかりやすい電子工学的に説明します。従来、電磁気学と電子工学の境界を感じていた技術者のモヤモヤ感を、本セミナーで払しょくしたいと思います。

 新しいアンテナ原理の考え方を説明したいため、コロナ禍の状況ですが、コロナ感染対策には十分な注意を払いながら、対面形式のセミナーにて実施したいと思います。受講者の皆様の様子を確認しつつ講義を進めることが、理解度を高める近道であるとの考えからです。今回のセミナーはアンテナに関する技術者だけでなく、無線機の電子回路技術者にも、また、アンテナを知りたい理系でない方など、全ての分野の方々に聴いていただきたいセミナーです。


受講効果

チェックアンテナの基本を習得します

チェック製品設計における電子工学と電磁気学の関係を学びます

チェック専門家だけではなく、広くアンテナの基本を学びたい方も理解できます

開催概要

セミナー名 電子回路から見た新しいアンテナ設計
日時 2021年 6月 15日(火) 10:00~17:00(開場9:30予定)
会場 東京・神田
エッサム神田ホール 1号館
JR神田駅 東口・北口・西口 徒歩2分
東京メトロ銀座線 神田駅 4出口 徒歩2分
受講料

49,800円(税込み)

定員 40名
※最少開催人数(15名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
主催 日経クロステック、日経エレクトロニクス

講師紹介

根日屋 英之(ねびや ひでゆき)氏

アンプレット通信研究所(A.C.L.)

1980年に日産自動車入社、車載用電子機器を設計。その後、日立湘南電子(現・日立情報通信エンジニアリング)、東京大学 生産技術研究所、日立製作所で、人工衛星搭載用無線通信機、衛星地上局、RFID、光通信装置などの研究・開発に従事。1987年に無線製品の民間研究・開発会社「アンプレット」を設立し、現在に至る。無線関連企業の役員や技術顧問、大学での研究員や講師を兼務しながら、製品開発や技術支援、人材育成などを手掛ける。1990年代初めから、大韓民国通産部 中小企業振興公団からの招聘で、ワイヤレス機器の設計技術指導を行い、韓国での世界初のCDMA携帯電話サービスに向けての端末機設計に従事する。近年では、近距離無線や人体通信を医療現場で活用する研究を行っている。

アンプレットでこれまでに手掛けた受託開発案件は、携帯電話端末、ワイヤレス・ブロードバンド装置、近距離無線機器、衛星通信機器、RFID、ミリ波衝突防止レーダ、人工衛星レーザ測距装置、ページャ、組込無線機器、人体通信装置などがある。

プログラム (10:00~17:00)

はじめに

1. アンテナは難しくない

2. イメージアンテナとは

2-1 何故、グラウンドがあるとイメージアンテナができてしまうのか

2-2 グラウンド、金属板があるときアンテナは半分でよい

2-3 イメージアンテナがわかると雑音対策もわかる

3. アンテナ設計を学ぶための式の復習

3-1 数学と物理の関係を理解する

3-2 磁界の発生は電流を流す

3-3 電界の発生は電圧をかける

3-4 これらをまとめた Maxwell の方程式

4. インピーダンス

4-1 インピーダンスとは

4-2 アンテナに特化したインピーダンスの説明

4-3 特性インピーダンス

5. アンテナの具体的な設計

5-1 平衡型アンテナと不平衡型アンテナ

5-2 平衡型アンテナから高周波信号の抽出とグラウンド(基準)電位の再生

5-3 ダイポールアンテナとモノポールアンテナの設計

5-4 線状アンテナの小形化

6. 近傍界の人体通信用アンテナ(電極)の設計

6-1 究極の近距離無線(人体通信)の原理

6-2 第1世代 人体通信のアンテナ(電極)設計

6-3 第2世代 人体通信のガルバニックカップリングとは

6-4 ガルバニックカップリングで人体が発する電磁波を受信できるか?

※プログラム内容・講師は予告なく変更になることがあります。予めご了承ください。
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    <MyPage>https://ers.nikkeibp.co.jp/user/myPageLogin/
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