セミナー紹介

このセミナーは当初の日程を変更して開催いたします。

社会を変えるのではないかともいわれている量子コンピュータは、着実に実用化に向かって進んでいます。量子の性質を利用する量子コンピュータは、情報を「1」、「0」のどちらかではなく、両方を同時に取り扱うことができます。右の道も左の道も両方進んでみて、並列に解を求めることができるため、従来のコンピュータを大きく超える性能が期待できます。

いくつかある量子コンピュータの中で、注目されているのがアニーリング方式といわれるマシンです。
2011年にはD-WAVE社より「ONE」が発表され、IBMからは2019年に「Qシステム」が商用コンピュータとして発表されました。いずれもアニーリング方式を採用しており、組合せ最適化問題に特化したマシンです。
「組み合わせ最適化問題」とは、例えば多くの自動搬送車が動いている倉庫の中で、どのように進めば安全でかつ効率的か?というような問題に瞬時に答えを出し、自動搬送車にフィードバックすることができます。

今回のセミナーでは、アニーリング方式の第一人者である大関先生より、デンソーで実際に適用し、大きな成果をあげた例をはじめ、現状から今後の展望までわかりやすく解説いただきます。
また今後に向けて、現場の問題点の解決に量子コンピュータをどのように活用していくのか、皆さまと一緒に考察したいと考えています。

開催概要

セミナー名 量子アニーリング最前線 研究開発にマシンを利用するために
日時 2019年 10月 8日(火) 10:00~17:00(開場 9:30)
会場 東京・神田
エッサム神田ホール 1号館
JR神田駅東口 徒歩1分、東京メトロ銀座線神田駅 3番出口すぐ
受講料

49,800円(税込み)

定員 60名
※最少開催人数(15名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
主催 日経 xTECH 日経エレクトロニクス

講師紹介

大関 真之(おおぜき まさゆき)

東北大学量子アニーリング研究開発センター センター長
東京工業大学科学技術創成研究院 准教授
株式会社シグマアイ代表取締役CEO

2004年 東京工業大学理学部物理学科卒業
2004年 駿台予備学校物理科非常勤講師
2006年 東京工業大学大学院理工学研究科物性物理学専攻修士課程修了
2008年 東京工業大学大学院理工学研究科物性物理学専攻博士課程早期修了、博士(理学)
2011年 東京工業大学産学官連携研究員
2011年 京都大学大学院情報学研究科システム科学専攻 助教、ローマ大学物理学科 プロジェクト研究員を経て、
2016年より 東北大学大学院情報科学研究科応用情報科学専攻 准教授、
現在は東北大学量子アニーリング研究開発センター センター長、
東京工業大学科学技術創成研究院准教授、株式会社シグマアイ代表取締役CEO

専門は統計力学、量子力学、機械学習
平成21年度手島精一記念研究賞博士論文賞受賞、
第6回日本物理学会若手奨励賞受賞
平成28年度文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞、
2018年度ITエンジニア本大賞技術書部門大賞受賞
平成30年度船井学術賞受賞

■主な著書:『ベイズ推定入門 モデル選択からベイズ的最適化まで』(オーム社、2018) 『先生、それって「量子」の仕業ですか?』(小学館、2017) 『量子コンピュータが人工知能を加速する』(共著、日経BP、2016) 『機械学習入門 ボルツマン機械学習から深層学習まで』(オーム社、2016)

プログラム (10:00~17:00)

1. 量子アニーリングの現状

  • 1.1 原理と計算可能性
  • 1.2 これまでにわかってきたこと

2. 新型マシンの導入に向けての動き

  • 2.1 新型マシンが導入されると何が変わるか
  • 2.2 新型マシンが日本に来る?

3. 量子アニーリングの開発と活用の最前線

  • 3.1 量子アニーリングの研究開発
  • 3.2 どのように問題設定をするか
  • 3.3 定式化はそんなに難しくない
  • 3.4 大きな問題でも解ける

4. 将来展望

※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
※プログラム内容・講師は予告なく変更になることがあります。予めご了承ください。

【お申し込み注意事項】

  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
  • ※お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。申し込んだ方の都合が悪くなった場合は、代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
  • ※受講料のお支払い: お支払方法が「請求書」の方には、後日、受講証・請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますのであらかじめご了承ください。クレジットカード払いの場合、受講証・請求書の郵送はありません。お支払い手続きにて決済が完了した後、以下「MyPageメニュー」にお申し込み内容と受講証が表示されます。セミナー当日、ご自身で印刷した受講証をご持参いただくか、携帯端末などにMyPageから受講証を表示いただくようお願いいたします。
    <MyPage>https://ers.nikkeibp.co.jp/user/myPageLogin/
  • ※講師企業と競合すると考えられる製品やサービスなどをご提供される会社の方は、主催者の判断に基づき受講をお断りさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
  • ※会場までの交通費や宿泊費は、受講される方のご負担となります。また、お子さま連れでのご参加はご遠慮ください。
  • ※講師の急病、天災その他の不可抗力、またはその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。