セミナー紹介

「AIが診断を支援し、ロボットで手術、病気はアプリで治療する」――。
デジタル技術を活用した医療の変革が、いよいよ社会実装のフェーズに入った。実際に製薬企業はアプリで病気の治療を支援する「治療用アプリ」の実用化に動く。医療現場ではロボットを活用した超精密手術の保険適用範囲が広がり利用が拡大している。また、将来の超高齢化社会に備え、AIなどを駆使して認知症の早期発見を目指す研究が始まった。
デジタル医療の最前線で活躍する講師を招聘し、各領域の最新情報を伝えます。ヘルスケア領域の今後の方向性や新事業の探索にお役立ていただける内容です。ぜひご参加ください。

開催概要

セミナー名 日経クロステックセミナー
デジタル医療 最前線 2020
日時 2020年3月13日(金)10:00~17:00(開場 9:30予定)
会場 東京・日本橋
ベルサール東京日本橋
〒103-6005 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー4階
受講料

50,000円(税込み)

定員 100名
※最少開催人数(40名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
主催 日経クロステック

プログラム (10:00~17:00)

主催者あいさつ
デジタルセラピューティクスやゲーミフィケーションで切り開く新規ヘルスケア事業、製薬企業の挑戦
治療用アプリの先駆け「BlueStar」が日本に上陸する――。アステラス製薬は2019年11月、米Welldoc 社の糖尿病を管理する治療用アプリ「BlueStar」を日本や一部のアジア地域で商業化する契約を締結したと発表した。同社は2018年に発表した経営計画で『Rx+TMへの挑戦』を定め、医療用医薬品事業で培った強みをベースに、異分野の技術・知見を融合した新しいヘルスケア事業を創成する専門部署「Rx+(アールエックスプラス)事業創成部」を発足させた。ゲーミフィケーションやデジタルあるいは医療機器技術などの最先端技術を融合した新事業を積極的に展開している。講演では、これらの具体的な取り組みとともに、Rx+事業創成部での活動と戦略、将来展望などについて紹介する。

渡辺 勇太

アステラス製薬 Rx+事業創成部 部長

旧山之内製薬株式会社入社。臨床試験の企画・推進を担ったのち、国内外においてグローバルプロジェクトリーダーとして医薬品のグローバル開発の推進に従事。この間、機能のグローバル化や新規領域立ち上げに伴う組織・機能開発に携わる。開発機能企画部門長としてヒト、モノ、カネのマネジメントや新プロセス開発・導入に携わったのち、2018年より現職。新規事業となるRx+TMプログラム(自社ケイパビリティと異分野技術・ノウハウを融合した新たな医療ソリューション)創出に従事。
八王子からGAFAに挑む、「医療中心プラットフォーム」構築へ
「医療情報を含むあらゆるデータが集まるプラットフォームを構築し、医療を含めた社会システムの変革を目指す。完成すればGAFAにも対抗できる」--。医療法人社団KNI(東京都八王子市、北原国際病院など)理事長の北原茂実氏はこう主張する。その手始めとなるシステム「デジタルリビングウィル」が2019年7月に本格稼働した。救急医療に必要な情報や、いざというときに受けたいサービスなどを電子的に登録しておくものだ。北原氏が目指す病院や医療の将来の姿を解説してもらう。

北原 茂実

医療法人社団KNI 理事長

東京大学医学部卒。八王子市内に4施設、宮城県東松島市に1施設を設置し、救急・手術から在宅・リハビリテーションまで一貫した医療を提供する。日本の医療・社会を救うため、医療の海外展開やICT技術を活用した新たなシステムの開発など革新的な取り組みを行う。
昼食休憩(お弁当をご用意します) 
認知症をデジタル技術で早期発見・進行抑制、画像認識や対話AIなど駆使
高齢化の進展で認知症や神経変性疾患が社会的な課題になっており、順天堂大学は認知症などの予防、早期発見、進行抑制に向けた産学連携の共同研究を開始した。表情の変化を画像認識技術で読み取ったり、AIとの対話を通じて会話の特性を把握したりして、認知症の早期発見や進行抑制を目指す。参加企業は技術を提供するとともに、高齢者一人ひとりの認知機能に応じたサービス提供を模索する。デジタル技術を活用した認知症研究の最前線と将来像を順天堂大学の大山氏が紹介する。

大山 彦光

順天堂大学 医学部 脳神経内科 准教授

埼玉医科大学卒。専門分野は不随意運動疾患(パーキンソン病、振戦、ジストニア、トゥーレット症候群)、脳深部刺激療法、ボツリヌス療法。2019年9月に順天堂大学が新しい専門外来として開設した「デバイス治療外来」を担当する。
もう神の手はいらない、ロボットで人工関節手術を高精度化
手術支援ロボットを活用した人工関節手術が日本で2019年より保険適用になった。手術では、患者ごとの術前計画を作成し、骨を削りインプラントを設置する際に、術前計画に沿った正しい角度や位置の制御をロボティックアームが支援する。手術支援ロボットを導入した本院では、従来法と比較し、インプラントの設置位置が正確で、術後疼痛が少なく歩行などの機能回復が早いといった効果が表れている。ロボットの仕組みや手術の方法、ロボットの効果、将来展望について解説する。

柴沼 均

神戸海星病院 整形外科 リウマチ・人工関節センター 副院長

神戸大学大学院医学系研究科修了。日本整形外科学会 専門医、日本リウマチ学会 指導医。神戸大学医学部 臨床教授。日本人工関節学会 評議員。専門分野は人工関節、関節リウマチ。2018年より本邦でいちはやく手術支援ロボットを導入し、すでに200例以上の人工関節手術を手掛けている日本でも数少ない手術支援ロボットのProctor Surgeonである。
休 憩
AI・ビッグデータ活用でソフトバンクが目指す“Healthcare as a Service”
ソフトバンクは5GやAI、IoTなどの最新テクノロジーを駆使して、病気の予防と治療の両面からアプローチすることで、健康・医療分野の課題解決を目指している。その一つが、国立循環器病研究センターと連携して取り組む、循環器病対策の先端医療の研究開発だ。循環器病の予防につながる機器やアプリケーション、アルゴリズムを開発する。この他に順天堂大学とはスマートホスピタル実現に向けた実証実験に取り組む。ヘルスケア事業開発部の浦野氏に、ソフトバンクの健康・医療分野の取り組みの一端を紹介してもらう。

浦野 憲二

ソフトバンク テクノロジーユニット モバイル技術統括 IoT事業開発本部 事業開発統括部 ヘルスケア事業開発部 ヘルスケア企画1課 課長

血液からがん検出、ここまできたリキッドバイオプシ―
血液中のマイクロRNAを解析しがんを早期に検出する――。マイクロRNAは体内で遺伝子の発現を制御する機能を持つ物質。がんが体内にできると患者の血中のマイクロRNAの種類が変化することが分かっている。マイクロRNAを解析するチップでがんを検出する技術の研究開発を手掛けている東レが、リキッドバイオプシーの可能性と開発中の技術の強みを中心に解説する。

滝澤 聡子

東レ 新事業開発部門 DNAチップグループリーダー

東京大学大学院農学系研究科博士課程(獣医学)修了。東レに入社後、医薬品の探索薬理業務を経て、疾患マーカー探索研究業務に従事。現在は、DNAチップによる検査・診断薬開発を担当している。

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