セミナー紹介

 世界各国・地域で自動運転車の開発競争が激化しています。

 2014年5月に発表された、ハンドルやブレーキペダルを持たない「Google Car」は世界に衝撃を与えました。その実用化開発は米Googleから独立した米Waymoに引き継がれ、同社は2018年12月に、米国の限られた地域ではありますが、全米初の商用の自動運転車サービス「waymo one」を立ち上げました。現在は、運転者のいない完全自動運転によるサービスを目指しています。

 2019年に入ると、米国政府が今後10年にわたって開発予算に40億米ドルの投入を提案したとのニュースが配信されました。日本では、2019年1月の展示会でトヨタ自動車が「運転できない人でも乗れる車(=完全自動運転化)」を志向する方針を打ち出しました。また、金沢大学は2015年2月に国内の大学として初めて市街地での自動運転実証実験を実施しましたが、この取り組みも既に5年が経過し、2万km弱の距離を行動走破するなど、実用化に向け開発が大きく進んでいます。

 これらの自動運転技術では、さまざまなセンサーから得られた情報を統合的に処理した、単一のセンサーでは得られない高度な認識機能を実現するセンサーフュージョンが活用されています。特に市街地を走行する自動運転システムでは、自車周辺に存在する移動物体の挙動を常に予測しながら走行を行うため、いかに精度よく移動物体の運動状態を推定し、ロバストにその追跡を行うことができるかが重要となります。

 今回の講座では、安全で安心な自動運転車の実現に向けて、自動運転に必要なセンシングアルゴリズムの基礎理論から、自動運転に向けたさまざまな応用技術、最近の話題などについて、分かりやすく解説します。

本講座の特徴

チェック自動運転に必要なセンシングアルゴリズムの基礎理論が身に付きます

チェック最新の自動運転に向けたさまざまな応用技術を知ることができます

チェック今後に向けた自動運転の方向性が分かります

開催概要

セミナー名 実用化迫る、自動運転のためのLiDARを用いたセンシング技術
日時 2020年 2月 10日(月) 10:00~17:00(開場9:30予定)
会場 東京・神田
エッサム神田ホール 1号館
JR神田駅東口 徒歩1分、東京メトロ銀座線神田駅 3番出口すぐ
受講料

49,800円(税込み)

定員 60名
※最少開催人数(15名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
主催 日経 xTECH 日経エレクトロニクス

講師紹介

菅沼 直樹(すがぬま なおき)氏

金沢大学 新学術創成研究機構 教授

金沢大学 博士課程 自然科学研究科 システム創成科学専攻 修了
社団法人日本機械学会畠山賞受賞 (1998/03) /第3回ITSシンポジウム優秀対話講演論文賞 (2005) /優秀教員賞(実験・実習・創成型科目部門/1・2年次科目)(2009/03/13)/走行経路の適応的選択に基づく自動運転自動車の開発 (2010/05/20) /堀場雅夫賞 (2016/10/17) /The 29th IEEE Intelligent Vehicles Symposium (IV2018) Best Paper Award (2018/06) 他多数

プログラム (10:00~17:00)

1.自動運転自動車に関する研究動向と必要技術

  • 1-1 自動運転の歴史
  • 1-2 自動運転に必要な技術

2.自動運転に用いられるセンサの概要と特徴

  • 2-1 LiDARの計測原理と特徴
  • 2-2 ミリ波レーダの計測原理と特徴
  • 2-3 ステレオビジョンの計測原理と特徴

3.LiDARに基づく各種認識技術の概要

  • 3-1 LiDAR走行空間認識
  • 3-2 移動物体の認識の概要とその重要性

4.移動物体の運動状態推定とその時系列的追跡

  • 4-1 認識能力の向上とは?
  • 4-2 カルマンフィルタによる状態推定
  • 4-3 データアソシエーションとマルチターゲットトラッキング

5.自動車の自動運転への適応

  • 5-1 自動運転システムの概要
  • 5-2 公道走行試験の概要

6.まとめ

※プログラム内容・講師は予告なく変更になることがあります。予めご了承ください。
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