講座趣旨

なぜ、あなたの会社の「PDCA」は廻らないのか?

個人として、組織として自信をもって「PDCA」を廻すことを実践出来ているという人はどれだけいるでしょうか。また、実践できていると思っている、わかっているはずなのに、実績には結びついていない。そのような状況にある方も多いのではないでしょうか。

本来のPDCAとは何でしょうか?

現在は、多くの人から「PDCA=個人の仕事術」と捉えられています。
しかし本来、PDCAは日本企業の強力な「ものづくり」の現場をつくりあげ、確立されてきた組織のマネジメントの方法論です。更に、市場起点で廻す「組織のPDCA」は、企業が永続的に市場に対しての挑戦を続け、「学び」を続けるために必須のマネジメントスキームです。安易な、経営理論や方法論の導入は、組織の機能不全を招きがちでとなり、全ての事業の低迷は、組織の基本動作としてのPDCAの、機能不全によってもたらされます。
今回のセミナーでは、トヨタとマッキンゼー、そして数多くの企業改革の現場を通した経験から、その本質を凝縮した『PDCAプロフェッショナル』の著者が、実践編としての切り口からそのおさえどころを3時間でお話しします。
トヨタとマッキンゼー。この2つの組織には、全社員による展開と、経営層向けという違いはあれど、実は、同じアプローチの問題解決の方法論を実践している共通点があります。

講義の中で
●『PDCAとはどういうものなのか』
●『戦略との関係はどうあるべきか』
●『いかに使いこなすべきか』
●『個人、マネジャー、組織がPDCAを廻す力を体得するために具体的にどうしたらいいのか』

その全てを明らかにし、正しい「市場起点で、組織で廻すPDCA」のスキームとは、どういうものか、「丸投げ禁止」の文化をつくり、PDCAの定着のためにマネジャーおよびトップマネジメントが、いかに主導していけばいいのかをレクチャーします。

プログラム

  1. あなたとあなたの会社の「PDCA」はなぜ廻らないのか?
    • なぜ、組織として廻す「PDCA」が企業にとって必須なのか?
    • 世の多くの企業でまかり通る、「どんぶりPDCA」「丸投げPDCA」「なーんちゃってPDCA」
    • PDCAの、精度とスピードを向上させる責任者は一体だれなのか?
    • 定例業務において必須となる「業務定義」: その進め方と実例
    • 低迷企業においては「各業務はどのような問題解決を行うべきか」が明らかになっていない
  2. トヨタに代表される、成功する「PDCA」の実際
    • トヨタに根付いているPDCAの思想
    • 組織の学習となるC(CheckからStudyへ)事業を進化させる「カイゼン」A(ActionはAdvanceに)。そしてPDCAにより得られる、組織運営にとって最も重要な「自信」
    • 責任者、担当者の課題取り組みのプロセスを「見える化」する「PDCA」の作法
    • 「PDCAサイクル」はマネジメントサイクル。正しい作法の「PDCA」が機能すれば事業は成長軌道に入る
  3. 「PDCA」を廻すために必要なこと
    • 「人、性善なれど、性怠惰なり」
    • 精度の高いCのために守るべきPの作法
    • 会議体や帳票の設計だけでは「PDCA」は廻らない。入念な起動の準備と、精度向上のための習慣付け
    • 定着に向けた工夫、障害の乗り越え方
  4. 新規事業を成功させる「PDCA」
    • 未知の課題が次々と現れるのが新規事業
    • 失敗の責任を追及して足を引っ張る危険性のある中では誰も新規のことへの挑戦などしない
    • 担当者が安心して跳びはね、芸を見せることのできる舞台を作る「PDCA」
    • 未体験の土俵に挑む、新規事業へのPDCAの取り組み方
  5. 質疑応答
    • 申込フォームのアンケート欄で、事前のご質問をお受けいたします。
      アンケート欄に「PDCA」に関する質問や、お困りの点がございましたらご記入ください。皆様からいただきましたご質問は、セミナーにて回答いたします。なお、申込時に入力いただけない場合でも当日質問をお受けいたしますが、事前に質問頂いた方が優先となります。

講師紹介

稲田 将人

株式会社 RE-Engineering Partners 代表取締役

プロフィール

早稲田大学大学院理工学研究科、および米国コロンビア大学大学院コンピューターサイエンス科修了。デミング賞受賞に向けてTQCに取組んでいた豊田自動織機製作所自動車事業部勤務の後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、その後は、卑弥呼、アオキインターナショナル(現AOKI HD)、ロック・フィールド、日本コカ・コーラなど、大手企業の代表取締役、役員、事業/営業責任者として売上V字回復などの企業改革に携わる。入念な戦略構築のみならず、企業がPDCAを廻して永続的に発展する状態をつくるための組織の習慣づけ、企業文化づくりに取り組む。手掛けた事例は、ワールドにおける低迷していた大型ブランドの活性化による再成長軌道入れなど多数。現在は、株式会社RE-Engineering Partners を設立し、企業改革のディレクター役として、事業の立て直し、企業の再成長軌道入れプロジェクトを請け負う。豊田自動織機製作所では、自動車工場の生産指示のためのALC(Assembly Line Control)システムの初期段階の開発、立上げに携わる。著書に『戦略参謀』『経営参謀』(共にダイヤモンド社、文庫版は日経新聞出版社から)、『戦略参謀の仕事』(ダイヤモンド社)がある。本講座の元になった書籍『PDCAプロフェッショナル』(東洋経済新報社)は、「ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶベスト経営書2016」ベスト20に選出される。

開催概要

講座名

PDCAプロフェッショナル講座 実践編

講座回数

全1回

時間

2020年3月17日(火) 14:00~17:00(開場予定13:30)

会場

ステーションコンファレンス万世橋

千代田区神田須田町1-25 JR神田万世橋ビル4F

受講料

一般:32,600円(税込)
※「日経ビジネス(電子版+雑誌セット)」半年間購読付となります。複数名でセミナーに参加される場合は、2人目以降より割引価格28,600円(税込)にてお申込みいただけます。

日経ビジネス読者:25,600円(税込)
※日経ビジネス電子版 月額会員の方は、こちらの特別料金は適応されません。一般からのお申込みをお願い致します。

プラチナ会員特価:16,600円(税込)
※日経ビジネスプラチナ会員、日経トップリーダープラチナ会員が対象となります。

定員

各講座:80名 ●最少開催人員:30名
※参加申込人数が最少開催人数に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。

主催

日経ビジネス

協力

新社会システム総合研究所

お申し込み


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