セミナー紹介

 世界No.1製品をつくるための開発設計プロジェクト指南。「先行開発編」の第1回の本講座は、世界No.1の製品を実現するために必要な先行開発段階の設計力について学びます。

 具体的には、世界の競合に対して優位性を確保するために必要な、「ダントツの性能」と「ダントツのコスト」を実現するための「先行開発段階での取り組み」を「設計力」を踏まえて伝授します。

 ポイントは、ダントツの基本コンセプトをいかにして決めるか、そして、いかにしてその目標値を実現するかです。製品の選定、ダントツ目標の設定、およびその目標値を達成するまでの先行開発段階の取り組みを詳説します。先行開発段階の全プロセスと、ダントツ目標の満たすべき要件、達成を阻害する要因の打破について取り上げます。加えて、世界No.1の製品への取り組みの豊富な事例を紹介します。

 ダントツ目標値の取り組みは身近にあることの例、世界No.1製品の開発例、ダントツスピードの開発例など、さまざまな切り口からの事例を学ぶことができます。世界No.1製品への取り組みに必要な設計者のありよう(あるべき姿)についても取り上げます。


受講効果

チェックダントツ目標に必要な要件とその具体的な設定方法が理解できます。

チェックダントツ目標実現の先行開発段階の詳細プロセスを知ることができます。

チェック先行開発段階に必要な「設計力」とその技術知見・判断基準など7つの構成要素を把握し、実践で活かすことができます。

チェックダントツ目標実現のさまざまな実践事例を知ることができます。

開催概要

セミナー名 技術者塾 ― 寺倉の「設計力」実践講座【先行開発編 第1回】
世界No.1製品に必要な先行開発段階の設計力
日時 2019年 1月 21日(月) 10:00~17:00(開場 9:30)
会場 Learning Square新橋 6F
東京・新橋
JR・都営浅草線・東京メトロ銀座線 「新橋駅」 徒歩2分
受講料

49,800円(税込み)

先行開発への取り組みを総合的に学べる3回セットもございます。詳細はこちら

定員 60名
※最少開催人数(15名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
主催 日経ものづくり

講師紹介

寺倉 修(てらくら おさむ)

ワールドテック 代表取締役

実務経験に基づく真の「設計力」を定義し、実践的設計論を説く設計分野の第一人者。日経 xTECHにて人気コラム「設計力の魂─デンソーで鍛えられた実践的設計論─」を執筆中。
1978年、日本電装(現 デンソー)入社。車載用センサーおよびアクチュエーターの開発、設計業務に従事。日本初のオートワイパー用レインセンサー開発、レクサス搭載を実現したほか、20種類以上の車載用センサー、アクチュエーターを開発、設計。 2005年、ワールドテック設立。製造業への開発・設計・生産などの技術を支援。 2010年、東京大学大学院経済学研究科 ものづくり経営研究センター(MMRC)コンソーシアムで「モノづくりを支えるもう一つの力『設計力』」と題して講演。企業活力研究会「平成22年度 ものづくり競争力研究会」委員。 2014年、東京大学大学院経済学研究科 MMRCコンソーシアムで「『設計力』を支えるデザインレビュー」と題して講演。

プログラム (10:00~17:00)

 1.「世界No.1製品」とは

世界No.1製品の定義、および先行開発段階と量産設計段階でそれぞれ設計力が存在することを解説します。

(1)世界No.1製品とは

  • Q・C・Dの1つ以上がダントツであること

(2)先行開発と量産設計段階の関係

  • 先行開発段階は、ダントツ目標値の設定と実現、量産設計段階は、ダントツ目標値品質120%達成の取り組み
  • それぞれの段階の取り組みは、Wモデルで表現できる

(3)先行開発段階の活動

  • この段階ではさまざまなツールが使われる

 2.ダントツ目標達成の取り組みの流れ

ダントツ目標の設定とその実現方法について具体例を踏まえて解説します。

(1)新製品開発をスタートする環境をつくる

(2)新製品の選定のための基本方針を決める

  • 既存製品の課題の分析を踏まえ、新製品選定の基本スタンスを明確にする

(3)新製品を具体的に選定する

  • 取り組むシステム分野の絞り込みと製品の選定

(4)選定した製品を世界No.1にする方針を決める

  • Q・C・Dの何をダントツにするか根拠をしっかり踏まえる

(5)システムから要求される真のニーズを把握する

  • 真のニーズとは、またその掘り起こし方とは

(6)真のニーズから得られたダントツ性能を実現する

  • ネック技術の見極めとそれを乗り越えるには

(7)ダントツコストを見極め、実現する

  • スピードを意識した取り組みとは

 3.ダントツ目標の達成プロセス・満たすべき要件・阻害要因の打破

ダントツ目標達成のプロセスフローと、得られる目標値の妥当性を判断する4要件、および、目標値達成を阻害する要因を乗り越える取り組みについて解説します。

(1)ダントツ目標達成プロセス

  • 達成プロセスは3つのグループからなる、主活動プロセス、サポートプロセス、マネジメントプロセス

(2)ダントツ目標が満たすべき4要件

  • 第一要件:目標項目の妥当性
  • 第二要件:目標値の対象システムでの妥当性
  • 第三要件:システム動向との整合性
  • 第四要件:成長タイミングとの整合性

(3)ダントツ目標値の達成のための阻害要因の打破

  • 阻害要因及びそれを打破する具体的な取り組み

 4.先行開発段階の7つの設計力

量産設計段階の設計力とは異なる、先行開発段階の7つの設計力を解説します。

(1)先行開発段階の7つの設計力要素

(2)先行開発段階の7つの設計力を構成するもの

  • 量産設計段階とは異なる設計力が必要

(3)設計力から導かれるプロセスフローのアウトプットとは

 5.ダントツ目標設定の取り組み実践事例

競合先を引き離す特性項目の絞り込みと目標値の設定、この活動をシステムからコンポーネントまでカスケードした取り組みを紹介します。

  • 市場動向調査
  • システム重点特性選定
  • システム特性値設定
  • コンポーネント選定
  • コンポーネント特性設定

 6.さまざまなダントツ製品を目指した取り組み事例

(1)ダントツ目標の取り組みは身近にある

  • ダントツコスト1/2達成例

(2)世界一製品開発

  • 他社の追従を許さない独自技術の開発と、顧客システムに容易に適合できる機能を併せ持つ例

(3)ダントツのスピード開発

  • ダントツのスピードでお客様に満足頂いた例

(4)システムの変化点はダントツ新製品開発の機会

 7.ダントツ目標設定に必要なロードマップ

ダントツ目標が満たすべき要件の見極めにはロードマップの活用が大切であることを学びます。

  • ロードマップとは
  • ダントツ性能事例に当てはめると
  • ダントツコストの見極めもロードマップから

 8.世界No.1製品を達成する設計者のありよう

(1)設計者のありよう

(2)世界一製品を目指した経験者の言葉

 9.演習

世界No.1製品への取り組みを踏まえ、「自分や職場の現状の把握、問題点・課題の見極め、あるべき姿と今後の取り組み」を見出すグループ活動。

※プログラム内容・講師は予告なく変更になることがあります。予めご了承ください。
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