セミナー紹介

 「顧客からシステム提案の依頼を受けたが、どう提案をまとめれば良いかわからない」「自分の書いた提案書に自信がない」「しっかりプレゼンできるか不安だ」――。 システム提案は、技術者のキャリアパスに立ちはだかる大きな壁の一つです。社内でのポジションが上がるにつれ、会社の売り上げに対する直接的な貢献、つまり案件獲得が求められます。 そのための必須スキルがシステム提案力なのです。自分自身で提案するだけでなく、部下の案件に対して、的確な指導が求められる場合もあります。とはいえ、先端技術やプロジェクト管理のスキルを磨いてきたエンジニアが、突然提案力を身に付けろと言われても、頭を抱えるのは無理もありません。

 では良い提案とは、どのようなものでしょうか。多くの方の答えは「正確である」「論理的である」といったものです。これらは、間違っているわけではありませんが、重要なことが抜けています。良い提案とは「受注できる提案」です。つまり「顧客が納得して発注してくれる内容を提案すること」です。そのために必要になるのが、顧客の課題を理解し、分析し、解決策を組み立て、それを説得力ある形で提示できるテクニックです。そしてこうしたテクニックには、情報を構造化するための「ロジカルシンキング」が非常に役に立ちます。システム提案のポイントさえ身に付ければ、実は日々の仕事で論理的な思考が求められているITエンジニアこそ、受注につながる良い提案ができる存在なのです。

 本セミナーでは、エンジニアが習得しやすいように拡張されたロジカルシンキングのテクニックを演習を通じて身に付け、提案能力を高めることを目的としています。エンジニアの提案にありがちな失敗パターンを具体的なシーンで示し、そうならないために必要なスキルや考え方を学びます。開発提案、ソリューション提案、コンサルティング提案、RFPに対する提案など様々な場面に活用できます。

 これから提案を行うことになるITエンジニアや、提案スキルをよりレベルアップしたい中堅ITエンジニアの方々には、目からウロコのノウハウが満載のセミナーです。ぜひ、ご参加ください。

開催概要

セミナー名 課題分析、提案書作成、顧客説明に強くなる!
顧客の課題を解決する! システム提案テクニック
日時 2019年 1月 18日(金)10:00~17:15 (開場9:30)
会場 UDXカンファレンス
東京・秋葉原
受講料

39,800円(税込み)

定員 90名
※最少開催人数(40名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
主催 日経BP社 日経ITエンジニアスクール 日経SYSTEMS

講師紹介

林 浩一

ピースミール・テクノロジー 代表取締役社長

大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。大学で人工知能研究に従事の後、富士ゼロックスシステム技術研究所にてオブジェクト指向、XML処理応用の研究開発に取り組む。外資系ベンダーに転職し、XMLデータベースを用いたWebサービスによる企業間取引の自動化に携わった後、ウルシステムズに入社。ITによる顧客のビジネス革新を実現するために、上流の要件定義からシステムの設計・開発、さらに運用に至るまでの一貫した支援を行うITコンサルティング事業を立ち上げる。
事業を支える要員育成のために、中途採用したSEやプログラマを提案のできるITコンサルタントに養成するための教育プログラムを開発、主講師を務める。産業技術総合研究所の案件を通じて開発した、開発プロセスとフレームワーク技術を展開するため、関連会社としてピースミール・テクノロジーを設立、同社代表取締役に就任。
東京工科大学兼任講師、先端IT活用推進コンソーシアム理事、ビジネスシステムイニシアティブ協会運営委員を務める。
ITエンジニアのスキル向上に関する雑誌記事、Webメディアでの記事、セミナー講師等多数。著書に「ITエンジニアのロジカル・シンキング・テクニック (新装版)」(日経BP)、「IT現場で使える!ロジカルシンキング」(日経BP)がある。

プログラム

10:00〜10:15
<15分>
はじめに  技術力より提案力が案件受注を左右する現実
10:15〜12:00
<105分>
第1部  顧客の期待を外さない3層論理構造
    ──トップダウンの構造化で経営者の心をつかむ

1 論理構造の基本を知る
 1-1 従来のロジカル・シンキングの限界
 1-2 コンテキストを加えた3層論理構造
 1-3 技術者と経営者のコンテキストの差
 1-4 MECEの罠にはまらない
 1-5 フレームワークの賢い使い方
 1-6 ロジックツリーは使い分けが大切

<演習I> 相手のコンテキストで説明する
ユーザー部門の担当役員に提案したが指摘を受けて却下された状況を想定し、どのように報告すれば担当役員の判断を変えることができるかを具体的に考えます。
12:00〜13:00 【 昼 食 】 お弁当をご用意します。
13:00〜14:30
<90分>
第2部  課題解決の説得力が高まる「3つの型」
    ──必殺の提案パターンを使いこなす

2 提案のための課題解決型
 2-1 原因探索型で抜本解決を図る
 2-2 逐次遂行型で迅速に手を打つ
 2-3 目的展開型で着実に実現する
 2-4 課題解決の型からドキュメントへ

<演習II> 提案パターンで分析する
現場で直面する様々な課題解決の場面を想定し、「課題解決フレームワーク」を使った分析を行った後、異なる構造を使って別の施策を検討します。
14:30〜14:45 【休 憩】
14:45〜15:45
<60分>
第3部  ひと目でしっかり伝える図解のワザ
    ──提案書の身だしなみは最後に整える

3 絵心不要の作図テクニック
 3-1 技術者の描く意味不明な図
 3-2 モデルとビューによる作図法
 3-3 ツリー型とテーブル型
 3-4 ポンチ絵もモデルとビューで描く

<演習III> 構造をビジュアルに示す
部下から受け取った資料をレビューする場面を想定し、資料内容を検討した上で、構造化と図表化を行います。
15:45〜16:00 【休 憩】
16:00〜17:00
<60分>
第4部  良い提案書とは何かを理解する
    ──読み手を説得できる提案書に仕立てる

4 コンペに勝つための構造化テクニック
 4-1 提案書の基本形を知る
 4-2 コンサル提案の骨子と表現
 4-3 RFP提案の作成ポイント

<演習IV> 回答の訴求力を高める
部下から受け取った提案書のドラフトをレビューする場面を想定し、RFPで求められる要件に対して、より訴求力の高い回答の仕方を検討します。
17:00〜17:15
<15分>
まとめ  これからの技術者に必要な提案力
※プログラム内容・講師は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。
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