セミナー紹介
「予算超過」や「スケジュール遅延」を防ぐ、
“正しく伝わる”RFPの作り方がわかります。
RFP(提案依頼書)の作成は、システム開発を成功に導くための第一歩です。RFPで自社のやりたいことを正確に伝えることができなければ、システム開発はうまくいくはずはありません。
デジタルビジネスの実践やクラウド活用など、システム開発の中身が様変わりする中で、ベンダーへの発注でも、過去の実績を踏襲するような形では済まない案件が増えています。 ユーザー側でシステム開発の意図を正しく整理して伝えることが、プロジェクトの成否はもちろん、予算やスケジュールの計画を守るためにも重要なカギとなります。
本セミナーでは、ロングセラー「RFP&提案書 完全マニュアル」(日経BP社)の著者、イントリーグの永井昭弘氏が、数々のプロジェクトで経験した知見を基に、RFP作成の実践的ノウハウを解説します。また、発注者とベンダー双方の視点から見た今どきのシステム調達の現場について解説し、成功のためのポイントを伝授します。
受講者の皆様には、具体的なケースを基にした豊富な演習もご用意しています。演習では、RFPの中核である「趣旨」や「技術要求」「業務要求」「運用要求」の洗い出しを実際に体験していただきます。体系的かつ分かりやすい解説・演習を通じて、RFP作成やシステム調達に必要な知識、スキルを丸一日かけてじっくり学んでいただきます。
受講者の皆様には、実践的なRFP作成術をふんだんに盛り込んだ内容の書籍「事例で学ぶRFP作成術 実践マニュアル」をもれなく贈呈します。
RFP作成は、システム開発プロジェクトの最初の難関です。システムの発注に携わる方には、ぜひ本セミナーにご参加いただき、その難関を乗り越えるためのスキルを身に付けてください。皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
- RFPについて全く知識のない状態で参加しましたが、RFPの基礎から説明があり、とてもよかったです。またグループで演習を行ったことで実際のRFP作成のイメージが湧き、机上だけではなく体験できたこともよかったです。
- 実際にユーザー系SEとして各ベンダーに提案・見積もりを依頼する立場であるため非常に参考になった。RFPもコミュニケーションツールの一つであると実感した。
- 実践演習は有意義だと思います。通常のセミナーは話を聞くだけで、実はあまり内容を理解していないことが多いので、頭や体を動かすのはよいと思います。
- 講師のお話がとても分かりやすく、聞きやすかったです。ベンダー側のSEとして、RFPでどういうことを示してもらえば提案を進めやすいのか(逆に示されていなければこちらから聞けばよいのか)という点が整理できました。
- RFPに的を絞ったセミナーは珍しく、日頃何気なく作っていたドキュメントの不完全さが実感できました。セミナーで得た内容は早速会社に持ち帰り、活用したいと思います。
- 基本→実践→進め方の流れで分かりやすく明確な説明だったのがよかった。資料も講義もメッセージが簡潔で、満足のいく内容でした。ありがとうございました。
- 演習をすることにより、理解度が深まってよかったと思う。
- 顧客へのプリセールスの一環で「RFP作成支援」を行っているが、今回のセミナーはいろいろ気づきがあって、とても意義のある1日だった。「作成支援」のはずが全て作成してしまうことも多いが、今後はもっと効率よく、良いRFPが作れると思う。
- 今まで漠然とRFPを書いていたが、今回のセミナーでポイントや注意すべき点がよく理解できました。また、初めて会う人とのグループワークも新鮮で、参考になりました。
- 「RFP」の意義や役割がクリアになった。社内で企画部門とシステム部門のコミュニケーションに問題があったが、解決に役立ちそうだと感じた。
開催概要
セミナー名 | 要求の洗い出しから記入のポイントまで、丸一日でマスター 最初の難関はこう突破する!RFPの作り方 |
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日時 | 2018年 7月 4日(水) 10:00~16:30(開場9:30) |
会場 | 東京・御茶ノ水 ソラシティカンファレンスセンター JR「御茶ノ水」駅 徒歩1分 東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅 徒歩1分 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 直結 |
受講料 |
39,800円(税込み) |
定員 | 90名 ※最少開催人数(40名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。 |
備考 | <受講特典> ●書籍 ![]() 「事例で学ぶRFP作成術実践マニュアル」 永井 昭弘 著、定価2,100円+税 をもれなく進呈いたします。(当日会場でお渡しいたします) |
主催 | 日経BP社 日経ITエンジニアスクール 日経SYSTEMS |
講師紹介
イントリーグ 代表取締役社長 兼 CEO
プログラム
10:00~11:30 <90分> |
第1部 RFP作成の基本 1.RFPの基本1-1 伝えるのは「何を・いくらで・いつまでに」 1-2 「何を」を伝える趣旨と3つの要求 1-3 RFP作成はプロジェクト 1-4 作成からベンダー選定まで 2.趣旨の重要性 2-1 趣旨はRFPのミッションステートメント 2-2 「背景・目的・狙い」とは何か 2-3 趣旨をつかむための情報収集 3.3つの要求のポイントとは? 3-1 「業務」「技術」「運用」の順に要求を具体化 3-2 業務要求:複数ヒアリング手法で要求を引き出す 3-3 技術要求:既存システムとの整合を考慮 3-4 運用要求:技術要求との関連に要注意 4.RFP作成の事前準備 4-1 スコープの検討・決定 4-2 体制の確立 4-3 スケジュールの計画 5.RFP作成後のチェック 5-1 文書化のポイント 5-2 レビューの確認項目 |
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11:30~12:30 | 【昼 食】※お弁当をご用意します。 |
12:30~13:45 <75分> |
第2部 ケースで学ぶRFP作成 前編 1.ケースの解説2.「目的」作成のポイント 2-1 「なぜ」を簡潔な一文で書く 2-2 演習と解説 3.「背景」作成のポイント 3-1 原因を分析して書く 3-2 演習と解説 4.「狙い」作成のポイント 4-1 期待する効果を書く 4-2 演習と解説 |
13:45~14:00 | 【休 憩】 |
14:00~15:15 <75分> |
第3部 ケースで学ぶRFP作成 後編 5.「業務要求」作成のポイント5-1 課題、要望、解決策を聞き出す 5-2 演習と解説 6.「技術要求」作成のポイント 6-1 要求レベルに注意してまとめる 6-2 演習と解説 7.「運用要求」の作成 7-1 技術要求との関連を踏まえる 7-2 演習と解説 |
15:15~15:30 | 【休 憩】 | 15:30~16:30 <60分> |
第4部 システム調達の現場 1.ユーザー(発注者)から見た調達1-1 RFP作成からベンダー選定の流れ 1-2 ユーザー企業がコンペをする理由 1-3 コンペ評価の3つの視点 1-4 ユーザーの葛藤 1-5 ベンダーのPM候補は重要な判断材料 2.ベンダーから見た調達 2-1 最近は売り手市場? 2-2 パートナーか業者か? 2-3 ベンダーが辞退したくなる案件とは 3.RFPだけでなくRFIを活用しよう 3-1 RFIとは? 3-2 RFPとRFIの違い 3-3 概算予算の算出方法 |
【お申し込み注意事項】
- ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
- ※お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。申し込んだ方の都合が悪くなった場合は、代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
- ※受講料のお支払い: お支払方法が「請求書」の方には、後日、受講証・請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますのであらかじめご了承ください。クレジットカード払いの場合、受講証・請求書の郵送はありません。お支払い手続きにて決済が完了した後、以下「MyPageメニュー」にお申し込み内容と受講証が表示されます。セミナー当日、ご自身で印刷した受講証をご持参いただくか、携帯端末などにMyPageから受講証を表示いただくようお願いいたします。
<MyPage>https://ers.nikkeibp.co.jp/user/myPageLogin/ - ※講師企業と競合すると考えられる製品やサービスなどをご提供される会社の方は、主催者の判断に基づき受講をお断りさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
- ※会場までの交通費や宿泊費は、受講される方のご負担となります。また、お子さま連れでのご参加はご遠慮ください。
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