空調機・化学製品メーカーのダイキン工業は、自社で開発したフッ素ゴム「ダイエル」の使用例や販売実績を増やそうとしていました。フッ素ゴムは、主に工業製品のパッキンやOリングなどに使います。ダイエルは、優れた耐熱性や耐油性などを併せ持つ非常に高性能なゴムですが、高価格なため、自動車や半導体の洗浄機など、一部の製品にしか採用されていないことが課題でした。そこで、新しいやり方で新市場に対する効果的なマーケティングができないか日経BP 総研に相談がありました。

著名なデザイン会社とコラボで話題作り

日経BP総研は、ニューズウィーク誌の「世界が尊敬する日本人100人」に選出されるなど、世界的なデザイナーとして知られる佐藤オオキ氏が率いるデザインオフィス「nendo」とのコラボレーションをダイキン工業に提案。新しいプロトタイプの開発に至りました。さらにnendoが毎年出展している世界最大の国際家具見本市「ミラノサローネ」ブースへの出展も支援しました。デザイン業界において世界的に注目度の高いnendo には、国内外を問わず多くの媒体が取材に訪れ、ダイエルのメディア露出も大幅に増えました。露出量は広告費換算で3 〜4億円規模に達するなど、新たな市場への効果的な訴求ができました。ダイキン工業では、今回の実績を営業や販促ツールに反映させ、有効活用していく予定です。

  • デザイン会社とのコラボレーションを実現、新素材の知名度や理解を国内外に高めた
  • 新しい市場へのPRにより、ビジネス拡大のきっかけにつながった