あなたの強みを「見える化」しよう
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』について

■ビジネスを成功に導く、あなたの強みは何か?

 「人の悪いところ」を表現する言葉なら、すでに数えきれないほどたくさんあります。いずれも「改善すべきところ」「直すべきところ」としてとらえられ、ほとんどの場合、私たちは、自分の強みを伸ばすことよりも、欠点を直すために多くの時間を割いています。

 そうではなく、「人の優れた点」についての会話をもっと増やそう。これが本書のねらいです。著者たちは、人のよいところを説明するための共通言語として「34の資質(才能)」を開発しました。

アレンジ、運命思考、回復志向、学習欲、活発性、共感性、競争性、規律性、原点思考、公平性、個別化、コミュニケーション、最上志向、自我、自己確信、社交性、収集心、指令性、慎重さ、信念、親密性、成長促進、責任感、戦略性、達成欲、着想、調和性、適応性、内省、分析思考、包含、ポジティブ、未来志向、目標志向

 これらはいずれも、私たちのなかにある才能で、頻繁に繰り返される「思考・感情・行動パターン」です。そして、これら34の才能のうちのどれが最も頻繁に繰り返されるのかは、人によって異なります。

 さあ、あなたの「才能」を見出しましょう。そして、その才能を磨き上げて「強み」にしましょう。いまや全世界で2,400万人の人たちが、強み発見ツール〈クリフトン・ストレングス〉を使って、自分自身とのエンゲージメントを、さらには組織やチームとのエンゲージメントを高めています。

■強みの活かし方が、資質ごとにわかる!

 本書では、34の資質ごとに、その使い方、活かし方を明らかにしています。どう使えばその才能が、あなたにとっての「武器」となるのか。あなたが「最高の力」を発揮できるのは、どんな場面か。そして、たとえば頑固さや神経質といった欠点さえ、強みになるのはなぜなのか。

 隠れた才能を開花させるための戦略やアイデア、ヒントが盛りだくさんの本書は、今後何十年にもわたって、人々の才能を開花させるための指針となるでしょう。



■著訳者紹介
トム・ラス
優れたビジネス思想家であり、ベストセラー作家のひとり。著書に、本書のリーダーシップ編にあたる『ストレングス・リーダーシップ』や、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストで第1位を獲得した『心のなかの幸福のバケツ』(いずれも共著、日本経済新聞出版)など。ミシガン大学とペンシルベニア大学で学位を取得。現在はワシントンDC在住。

古屋博子(ふるや・ひろこ)
ギャラップ認定ストレングスコーチ。ギャラップのストレングス・コーチング・コースやハイパフォーマンス・マネジメント・コースのリーダーおよび講師も務める。慶應義塾大学大学院で修士号(政治学)を、東京大学大学院で博士号(学術)を取得。