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次世代自動車2022

エンジンでもカーボンニュートラル

価格 27,500円(税込)
ISBN 978-4-296-11180-0
発行日 2022年2月10日
著者名 日経Automotive 編
発行元 日経BP
ページ数 約280ページ
判型 A4変型判〔CD-ROM付・書籍と同内容のPDFを収録〕

※電子書籍は価格や一部内容が異なる場合がございます。

内容紹介

欧州が仕掛けたカーボンニュートラル対応に、日本としてどう向き合うか問われています。欧州は、ディーゼルエンジンの不正で追い込まれ、全面的にEV(電気自動車)にシフトする方針を打ち出しました。一方の日本は、これまで得意としてきたHEV(ハイブリッド車)の環境性能を高めることで対抗しようとしています。

 カーボンニュートラルは、エネルギーの採掘から利用、廃棄まで含めたクルマのライフサイクル全体でのCO2排出量を実質ゼロにすることです。日本のように、石炭火力発電で生み出す電力の比率が多い地域は、EV台数を増やしてもCO2排出量は思ったほど減らせません。

 「カーボンニュートラルの実現方法はまだ決まっていない。エンジン含め、多くの選択肢を検討することが日本の雇用を守ることにつながる。EV一辺倒はリスクがある」。自工会会長の豊田章男氏は、EVは時期尚早と指摘します。日本は、ガソリンの代わりに、水素や合成燃料をエンジンで燃焼させることで活路を見いだそうとしています。

 エンジン技術で遅れをとる中国もEVシフトを進めます。周りの空気を読まない日本は「環境対応でガラパゴス化する」という指摘は多い中、エンジンをどこまで使い切れるのか、最後の攻防が始まりました。

 コロナ禍での半導体不足、車両の減産、品質不正、自動運転への対応など、自動車業界は多くの課題に直面しています。一つずつ課題を解決することで、新たな道を切り開けるはずです。

 本書は、自動車業界の総合誌「日経Automotive」の記事の中から重要なトピックになるものを選びました。新たな時代に向けてどの領域でビジネスをしていくのか、今一度振り返る材料としてご活用いただければ幸いです。

■目次
序論 2050年に向けた攻防
・50年カーボンニュートラル
・水素エンジンも選択肢に
・敵は炭素、内燃機関ではない
・レベル3の自動運転車
・VWがレベル4の商用車
・日産の軽EV、22年度発売
・テスラ車事故で2人死亡
・HEVも炭素中立
・トヨタ、車載イーサ
・ウーブン・プラネット始動
・VW「ID.3」分解
・アップルカー 車産業の秩序を破壊
・アップルカー私はこう見る

第1章 電動化 選択肢多い方が近道
・日産の電動化戦略 30年にEVとHEV均衡
・どうする軽自動車の電動化
・クルマの熱を制する
・衝撃のVW戦略、EV化へ雪崩打つ
・「エンジン開発を止めてはならない」
・トヨタがEV仕様公開で仲間づくり
・日本にやってきた驚異の中国製50万円EV
・トヨタ、EV・FCVを200万台へ
・トヨタFCV システムコスト半減
・マツダ、30年の電動化戦略
・スズキの新中期経営計画
・日産「e-POWER」を欧州導入へ
・岐路に立つ日本の電池産業
・GM、次世代EVはエンジン車並み
・欧州の電動車市場が急成長
・EV/PHEVの普及で欧州のCO2減少
・マツダ、罰金回避へ
・脱エンジンに突き進むEU

第2章 自動運転 レベル4実用化迫る
・ホンダのレベル3自動運転車
・快適だった渋滞時 レベル3のレジェンド
・トヨタがモービルアイ初採用
・エンジン車にも電動ブレーキ
・一般道でも自動運転「レベル3」
・「新型ステレオカメラで反撃」
・「脱モービルアイ」は車載AIカメラから
・トヨタ、運転支援でAI初採用
・Google系自動運転 圧倒的実力差
・デンソーのADAS戦略
・自動運転「実用化」苦しめる人件費

第3章 ソフト・半導体 ハードより優先順位高い
・デンソー出資のAI半導体メーカー
・トヨタ・ウーブン 「世界一安全なソフト」に挑戦
・ソフトウエアファーストのクルマ開発
・自動車セキュリティー 22年義務化に備える
・テスラ「モデルX」のキーレス脆弱性
・米テスラ、リコール要請
・トヨタ初の“ハード更新” OTAの進化支える

第4章 次世代エンジン 燃やしてもきれい
・トヨタが着手「水素エンジン」
・GRヤリスに怪物エンジン
・日産が欧州向け初の「e-POWER」
・日産次世代e-POWERエンジン
・スバルがリーンバーンエンジン
・エンジンはもっときれいになる

※CD-ROM付(書籍と同内容のPDFを収録)
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