ザ・トヨタウェイ サービス業のリーン改革 上
価格 | 2,860円(税込) |
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ISBN | 978-4-8222-8955-3 |
発行日 | 2019年2月11日 |
著者名 | ジェフリー・ライカー,カーリン・ロス(著),稲垣 公夫,成沢 俊子 訳 |
発行元 | 日経BP社 |
ページ数 | 416ページ |
判型 | 4-6 |
※電子書籍は価格や一部内容が異なる場合がございます。
本書は、トヨタ生産システムの全体像を描いて世界的なベストセラーとなった『ザ・トヨタウェイ』の著者であるミシガン大学のジェフリー・K・ライカー教授が、リーンコンサルタントのカーリン・ロスと共同で、
トヨタ生産システムのサービス業界への移植の試みを取り上げたものだ。以下は、ライカー教授の日本語版への序文から。
「たとえば、私たちはオンラインショップを利用してワンクリックで書籍やその他の商品が買えるようになった。確かテクノロジーは顧客にとってものごとを容易にしてくれるし、面倒なくやらせてくれる。
実際にそうなってきたことには同意しよう。しかし、テクノロジーの効果は社員のサービスの水準次第なのだ!
顧客が12種類の商品のうちどれを買えばよいのか迷っているとき(最近、カーリンが飼い始めた子猫のための栄養サプリメントが必要になったときのように)、サービス担当係に容易に連絡できなかったり、
その担当員に必要な知識がなかったりすれば、どんなに素晴らしいテクノロジーがあっても、顧客は満足しない。
また、考えてみれば、結局は全てのテクノロジーはコピーできる。ある銀行が小切手の写真を撮ることでそれを口座に預け入れる方法を開発すると、しばらくするとほとんどすべての銀行が
同じか似たようなテクノロジーを提供するようになる。つまり、テクノロジーが将来の差別化の要因になるように思えるかもしれないが、私たちは真の差別化要因は人材だと信じている。
テクノロジーとは異なり、人材はコピーできない! 社員の創造性や創意工夫は継続的に育成すれば(トヨタウェイでの人間性尊重)、それは顧客や会社が今直面している問題を解決し、将来のためによりよい働き方を工夫し、
個々の、生身の顧客を会社に永久につなげてくれる、真の差別化要因になる。」
日本語版への序文
プロローグ 経営理念としてのトヨタウェイ
第1章 サービス・エクセレンスとは何か?
第2章 トヨタウェイは進化し続ける
第3章 原則ー1/長期的なシステム思考に基づく理念
第4章 リーンなプロセスをつくる/短いストーリー
第5章 マクロプロセスの原則/リズムのある淀みのない流れをつくり、お客様に高い価値を提供する
トヨタ生産システムのサービス業界への移植の試みを取り上げたものだ。以下は、ライカー教授の日本語版への序文から。
「たとえば、私たちはオンラインショップを利用してワンクリックで書籍やその他の商品が買えるようになった。確かテクノロジーは顧客にとってものごとを容易にしてくれるし、面倒なくやらせてくれる。
実際にそうなってきたことには同意しよう。しかし、テクノロジーの効果は社員のサービスの水準次第なのだ!
顧客が12種類の商品のうちどれを買えばよいのか迷っているとき(最近、カーリンが飼い始めた子猫のための栄養サプリメントが必要になったときのように)、サービス担当係に容易に連絡できなかったり、
その担当員に必要な知識がなかったりすれば、どんなに素晴らしいテクノロジーがあっても、顧客は満足しない。
また、考えてみれば、結局は全てのテクノロジーはコピーできる。ある銀行が小切手の写真を撮ることでそれを口座に預け入れる方法を開発すると、しばらくするとほとんどすべての銀行が
同じか似たようなテクノロジーを提供するようになる。つまり、テクノロジーが将来の差別化の要因になるように思えるかもしれないが、私たちは真の差別化要因は人材だと信じている。
テクノロジーとは異なり、人材はコピーできない! 社員の創造性や創意工夫は継続的に育成すれば(トヨタウェイでの人間性尊重)、それは顧客や会社が今直面している問題を解決し、将来のためによりよい働き方を工夫し、
個々の、生身の顧客を会社に永久につなげてくれる、真の差別化要因になる。」
日本語版への序文
プロローグ 経営理念としてのトヨタウェイ
第1章 サービス・エクセレンスとは何か?
第2章 トヨタウェイは進化し続ける
第3章 原則ー1/長期的なシステム思考に基づく理念
第4章 リーンなプロセスをつくる/短いストーリー
第5章 マクロプロセスの原則/リズムのある淀みのない流れをつくり、お客様に高い価値を提供する