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次世代電池2020

価格 49,500円(税込)
ISBN 978-4-296-10525-0
発行日 2019年12月24日
著者名 日経エレクトロニクス/日経 xTECH 編
発行元 日経BP社
ページ数 240ページ
判型 A4変

※電子書籍は価格や一部内容が異なる場合がございます。

内容紹介

EVから空飛ぶクルマ、IoT/センサーネットに広がる次世代電池技術を徹底解説

◇セラミック系や全樹脂系など様々なタイプが登場してきた「全固体電池」を中心に、固体高分子形燃料電池、タンデム型太陽電池など次世代電池の最新動向を網羅

◇トヨタ自動車の電池開発に関する方針転換、米ウーバーの全方位電動化計画、仏エアバスのフルラインアップ展開など次世代電池の技術・研究開発の方向性を左右するキープレーヤーの事業戦略も紹介

◇IoTやセンサーネット、エネルギー分野の商品企画、新事業、投資関連ビジネスに必須!

◇2019年のノーベル化学賞を受賞した旭化成・吉野彰氏の独占インタビュー掲載

本書では2018年から2019年にかけての次世代蓄電池の開発や応用展開の最新動向を詳説しました。柱となるのは、電気自動車(EV)向けからウエアラブル機器などのIoT分野、センサーネットなどの分野にまで広がりつつある「全固体電池」です。正極・負極や電解質の材料に何を選ぶかで競争が激化している同電池の開発動向を、最前線のエンジニアや国内外の学会・イベントに密着取材してまとめました。

全固体電池以外の蓄電池も進化が続いています。例えば、猛烈な勢いで変換効率が向上している「タンデム型太陽電池」や、燃料電池車(FC)や家庭用燃料電池で頭ひとつ抜けた存在になりつつある「固体高分子形燃料電池(PEFC)」などについても詳しく紹介しています。日本だけでなく、米国や中国など海外の研究開発情報も充実。ESG(環境・社会・経営統治)や脱・炭素社会の実現に向けた、新事業の企画、投資関連ビジネスにも有益な情報が得られます。

日経エレクトロニクス、日経Automotive、日経 xTECHなど日経BPの専門記者が、独自取材や海外現地取材を基に技術専門誌やWebサイトに執筆した記事に加えて、2019年のノーベル化学賞を受賞した旭化成・吉野彰氏の独占インタビューも掲載。他では入手できない詳細情報を、分かりやすい図表や写真をふんだんに使って解説しました。これ1冊で、直近1年の注目技術、キープレーヤー、業界構造、応用事例をまとめて理解できます。

主な内容
【Prologue】2019年ノーベル化学賞はLiイオン電池
地球環境問題への貢献に使命 日本発のポストGAFAに期待
 吉野 彰 旭化成 名誉フェロー
Liイオン2次電池を作ったのは誰か?
技術から業界動向まで「5分でわかる」全固体電池

【Chapter 1】IoT/センサーネットへの応用
基板に載る全固体電池、IoT端末が高機能に
《第1部》基板向け製品
  リフローで表面実装可能、コンデンサーを浸食へ
《第2部》高容量化に向けた研究開発
  Si系材料が負極の主役へ、電解質が飛躍の鍵に
IoTの電池不要化技術が実現、温度差不要の熱発電も可能に
厚塗りで全固体電池に勝る新型 京セラが2020年にも量産へ
村田製作所が全固体電池出荷へ、体積エネルギー密度は競合品の6倍以上
マクセルが硫化物系全固体電池 2020年度に量産へ
日立造船、2019年度に硫化物系全固体電池量産へ
リコーがインクジェット2次電池 電極もセパレーターも印刷で形成

【Chapter 2】次世代電池技術・事業
量産へ本腰の全樹脂電池、市場開拓し量産技術を確立へ
imecがA4型5Ahの全固体電池、高伝導率酸化物系電解質で
Liイオン電池を高容量にレーザーで電極まるごと穴開け
全固体電池を体内へ 10年もつ医療用を英社が開発
日産が密かに開発中、電極も樹脂の電池研究を分析
全固体電池へのSi負極適用に道筋 NIMS、ナノ多孔構造で寿命改善
5V級全固体電池に光明、真空プロセスで界面抵抗値を低減
村田製作所、Liイオン2次電池の世界発の量産工場を公開

【Chapter 3】自動車への応用
トヨタを脅かすCATL
《Part1》電池の巨人が握る主導権 欧州2030年規制の衝撃
《Part2》EVのメガサプライヤーになる EVがエンジン車と同等価格に
《Part3》黎明期を協調で乗り切るトヨタ 競争は30年、全固体電池で先行
《Part4》中国EVスタートアップの攻め方 あえて「EVとして売らない」
充電技術が決めるEVの未来
《鳥瞰図》これが充電技術ごとのEVの未来?
《第1部》既定路線 大電力化するEVケーブル充電、ガソリン車の呪縛で袋小路へ
《第2部》車線変更 製品化近いEVワイヤレス給電、課題は軽量化と電波の低減
《第3部》理想の道 “手ぶら”で長距離旅行、架線式走行中給電も浮上
車載電池、パック見据えた開発に軸足
ついに全個体電池でEV走る トヨタが8年かけて開発
トヨタとパナソニック、20年末までに車載用角型電池事業の合弁会社を
パナソニック、EV用LIBセルのエネルギー密度 円筒形で約2倍、角型で3倍強を目指す
ヤマハ発動機の4輪FCV、“心臓”は海外メーカー製

【Chapter 4】航空機/モビリティーへの応用
「陸・海・空」で誕生、夢のモビリティー
《第1部》トレンド 空飛ぶクルマが都市を音速機が大陸を駆け巡る
《第2部》空飛ぶクルマ 大手から新興まで百家争鳴、海外の背中を全日本で追う
〔座談会〕「航空機電動化コンソーシアム」メンバーが語る課題
 航空機の電動化はいつ本格化? パワエレは高高度対策が必須
電動版ビジネスジェットが浮上、22年に運賃1/3以下で市場創造
MaaSの総合企業になるUber、空から陸まで全方位の電動化
時速300kmのフル電動VTOL機、欧州から「空飛ぶクルマ」が次々離陸
3分でわかる「空飛ぶクルマ」

【Chapter 5】エネルギーへの応用
眠れる燃料電池が覚醒 気が付けば実用化で海外が先行
《第1部》市場開拓 燃料電池とLIBを徹底比較、組み合わせが共栄の道
《第2部》インフラ動向 見えてきた新・水素社会、世界が再エネで水素製造へ
《第3部》最先端技術 進む“低白金化”技術、小型機器ではPtレスが実現
 5分でわかる 燃料電池
2階建てになる太陽電池、高効率と低コストを両立へ
有機太陽電池の性能が躍進、タンデム型で効率17.3%

書籍の内容を収録した「次世代電池2020【CD-ROM】」と、書籍とCD-ROMをセットにした「次世代電池2020セット」も同時発売!
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