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空を飛んだペンギンは次にどこへ向かうのか サンシャイン水族館を復活させた現場改革

価格 1,620円(税込)
ISBN 978-4-296-10260-0
発行日 2019年8月5日
著者名 小坂 義生(著)、サンシャイン水族館(協) 
発行元 日経BP社
ページ数 212ページ
判型 4-6

※電子書籍は価格や一部内容が異なる場合がございます。

内容紹介

サンシャイン水族館がV字回復できた理由を現場の声を集めて徹底解明!!

来館者数が低迷し、全館休館という決断を経て2011年に第1次リニューアルオープンした「サンシャイン水族館」。2017年には第2次リニューアルを実施し、過去最高となる来館者数197万人を記録した。サンシャイン水族館がV字回復した背景には、リニューアルだけにとどまらない組織体制を一新した現場改革があった。水族館として生き物の魅力を提供するだけでなく、アミューズメント施設としてエンターテインメント性を追求し、常に新たな企画に挑戦し続ける組織へと生まれ変わったサンシャイン水族館の変革を読み解く。

■目次

はじめに

■プロローグ 競合施設の登場で停滞したサンシャイン国際水族館
日本初の都市型高層水族館としてオープンした「サンシャイン国際水族館」
競合施設の登場により減少が続いた来館者数
技術のイノベーションにより水族館大国となった日本
100万人を下回る来館者数 組織に内在する停滞感
大人も楽しめる都会のオアシスとしての水族館に
リニューアルだけではなかったサンシャイン水族館がV字回復できた理由

■チャプター1 空飛ぶペンギンができるまで
サンシャイン水族館最大の魅力はコミュニケーションにあり!
自信を持って臨めた2017年のリニューアル
サンシャイン水族館ならではの「空飛ぶペンギン」を見せたい
ペンギンが飛んでいるように泳ぐための水槽づくり
投資した費用を回収できるなら挑戦してみろ
延期したリニューアルオープンを逆手にとったティーザー広告
成功の裏には展示力と企画力スタッフのレベルアップ

■チャプター2 天空のオアシスを都心の真ん中に
水族館リニューアルを全社改革の突破口に
グループ内にはびこるセクショナリズムの問題
グループ横断的なプロジェクトチームを結成
反発の声が次々と上がるリニューアル検討会
検討会開催の目的は「グループ横断」「議論の活性化」
それぞれの思いを抱いて参加していたスタッフたち
“大人が楽しいと思える”水族館への発想の転換
奥行き感を演出した工夫「サンシャインラグーン」
水族館のシンボル「マンボウ」を巡るバトル
日本初の水槽「クラゲトンネル」「サンシャインアクアリング」
水槽づくりだけじゃないサンシャイン水族館のバックヤードの努力
グループ横断で実施された「すばらしい水族館を皆で創ろう委員会」
足りていなかったホスピタリティという意識
お客様の気持ちになってみんなで考える水族館づくり
真のホスピタリティとは“お客様目線に立つ”こと
議論を重ねてできた「ホスピタリティノート」
プロジェクトを成功させるための全員参加型の取り組み
2011年3月11日東日本大震災発生 リニューアルオープン延期という決断
「やってみせます」の一言でプロジェクト再始動

■チャプター3 リニューアルだけで終わらない! サンシャイン水族館の進化
サンシャイン水族館再生の第一歩はコミュニケーションの活性化
コミュニケーション活性化に向けた取り組み
アクアスタッフを事業推進部へ 思い切った人事異動
エンタプライズをシティの「事業部」と同格に
水族館としての役割を果たすために追求するレクリエーション
エンタプライズ社員に求められた「プロ意識」
部門の名称に込められた思い お客様との「コミュニケーション」
ホスピタリティを向上させて利益を上げ より良いホスピタリティを提供する
キャストを育成するための取り組みや制度
飼育スキルの継承は水族館にとって永遠の課題

■チャプター4 水族館の枠を超えたサンシャイン水族館の仕掛け
自らが発案する主体的な集団へ 特別展の開催
大ヒットした特別展「もうどく展」「へんないきもの展」
サンシャイン水族館の特別展を他施設で出張展示
展示に付加価値をつけることで新たな発見・感動を生み出す
より集客を上げるための効果的なプロモーション
全国でカワウソファンを熱狂させた「カワウソゥ選挙」
サンシャイン水族館が次に目指すもの

■チャプター5 水族館のフロントランナーを目指す
水族館として貢献する持続可能な世界の創造
減少するサンゴ礁再生の取り組み「サンゴプロジェクト」
未来の水族館を考えるサードプレイスとしての場を提供

おわりに
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