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民間主導・行政支援の公民連携の教科書

価格 2,916円(税込)
ISBN 978-4-8222-5888-7
発行日 2019年1月15日
著者名 清水 義次、岡崎 正信、泉 英明、馬場 正尊 著
発行元 日経BP社
ページ数 240ページ
判型 A5

※電子書籍は価格や一部内容が異なる場合がございます。

内容紹介

人を幸せにする「本当の公民連携事業」とは?
公と民の新しい関係で切り開く地域再生手法


行政が主導する第三セクター方式のまちづくりの挫折などを検証し、米国における先進的な公民連携プロジェクトに学ぶ。それを改めて日本版にローカライズして展開する、「民間が主導し、行政が支援する」地域再生事業の在り方を、本書は余すところなく解説している。公民連携まちづくりや、公共施設/公共空間の活用の分野では第一人者となる著者および協力者らが、最前線における実例・実践に基づき、これからの日本の都市、地域、まちを再生するための処方箋を論じます。

■主な内容
第1章 この本の使い方 公民連携、実践へのガイド
馬場正尊
1-1 この本の目的 公と民の真の連携、理想を現実にする
1-2 この本が対象とするモデル 力強い経営による新しい公共の事業
1-3 この本の読み方 先駆的実践から共通項を読み取る
1-4 3つのモデル 民間の主導形態と事業構造で類型化
1-5 どの型を基本とするか 3類型を応用して柔軟かつ創造的に

第2章 「民間主導・行政支援」の3つのモデル
清水義次/泉英明/岡崎正信

事例1 アーツ千代田 3331(3331 Arts Chiyoda)
清水義次/コマンドA/プレイヤー(家守)型
廃校を丸ごと借り受け、アート拠点を自主運営
2-1-1【成り立ち】盤石な「経営」でアート活動の自由を確保
2-1-2【組織】運営母体と表現母体は分離
2-1-3【契約】「家守」型で公共性を保つ
2-1-4「突破ポイント」再整理

事例2 水都大阪プロジェクト-
泉英明/水都大阪パートナーズ/プロデューサー型
オール大阪の意向受け、河川と水辺使いこなす
2-2-1【成り立ち】官民オール大阪体制と民間のゲリラ活動が合流
2-2-2【組織】民間プロ人材と行政一元推進組織が連携
2-2-3【契約】4年間の期間設定と外部からの評価
2-2-4「突破ポイント」再整理

事例3 オガールプロジェクト
岡崎正信/オガール紫波ほか/エージェント型
公的事業推進の代理人、民間目線でまちを生む
2-3-1【成り立ち】エージェント自らリスクを取る新たな再生事業
2-3-2【組織】事業実施会社でリスクを分散
2-3-3【契約】不退転の決意を契約内容に示す
2-3-4【後続プロジェクト】信頼を元手に全街区が開業
2-3-5「突破ポイント」再整理

第3章 「民間主導・行政支援」で何が変わるのか?

3-1 ファイナンスの設計
 公民連携時代にふさわしい資金調達のスキームを
 山口正洋氏に聞く
3-2 インセンティブの設計
 真の公民連携を機能させる原理と行動指針
 木下斉氏に聞く
3-3 PFI法の運用
 PFI研究から分かる公民連携の課題
 川崎一泰氏に聞く

第4章 「岡崎論文」から始まるエージェント型の移植
岡崎正信/清水義次+馬場正尊

4-1【展望】日本版「PPPエージェント」を待望する 馬場正尊
4-2【論文解題】日本における「先駆け」の過ち
4-3【論文解題】「米国PPP」先端事例に学ぶ
4-4【論文解題】米国版「エージェントモデル」の検証
4-5【実践】紫波町におけるエージェントモデルの適用
4-6【実践】実践的な仕組みのデザイン~組織と契約
4-7【実践】日本に特有の課題~市民と行政の体質
4-8【実践】実践から導かれる豊かなディテール 岡崎正信
4-9【大阪府大東市】オガール出向を経て市営住宅建替に臨む 取材協力:入江智子

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