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スリープ・レボリューション

価格 1,980円(税込)
ISBN 978-4-8222-5191-8
発行日 2016年11月28日
著者名 アリアナ・ハフィントン(著),本間 徳子 訳
発行元 日経BP
ページ数 484ページ
判型 4-6

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内容紹介

睡眠を犠牲にするほど愚かなことはない!

睡眠不足のとき、脳は酒気帯びと同じ状態に陥り、判断力も生産性も低下する。
それが続くと、糖尿病や癌、認知症など病気のリスクも高まる。
睡眠は、ほかのどんな方法よりもプラス効果がきわめて高い「究極の健康法」だ。
睡眠を犠牲にして何かしようとするのは、「愚の骨頂」といえる。
睡眠の質を高めることで健康だけでなく生活も、仕事も人間関係も劇的に改善する。
人生を豊かにする「睡眠革命」に今すぐ取りかかろう!



本書「はじめに」より
 私は、この睡眠という古くて不可欠で不思議な現象をあらゆる角度から検討したくて、また、狂ってしまった生活のバランスを取り戻すために睡眠をどう活用できるかを探りたくて、本書を書いた。後半の章では眠りに役立つツールやテクニックを紹介するが、そこまで読み進んだ頃には、認識を行動に移す必要があると確信してもらえると思う。
 最初の2章では、私たちの睡眠がいかに深刻な危機に陥っているかを見ていく。証拠は山ほどある。一般に必要とされる毎晩7~8時間の睡眠を取れていない人は米国人の4割を超えており、他の国でも同様の(あるいはさらに悪い)状況だ。このことは、さまざまな分野に影響を及ぼしている。
 第3章では睡眠の歴史をひもとく。産業革命によって、かつて、神聖なものに通じる唯一の門として畏敬の念で扱われていた睡眠は、進歩と生産性を追求する時流の犠牲になった。20世紀に入ると、労働運動の機運が高まり、睡眠もいくらか地位を取り戻した。その後、睡眠科学という新たな科学が誕生し、眠りが心身の健康のあらゆる面に深くかかわることがわかってきた。しかし一方で、20世紀末の技術進歩は、休みなく働き続けることも可能にした。それが今日の私たちの世界だ。
 続く章では科学研究に目を向け、睡眠中に私たちの体内で何が起きているのかを探る。結論から言えば、実にたくさんのことが起きている。睡眠中の脳は、休眠するどころか、あちこちが猛烈に活動している。それらの部位がする仕事(あるいは、睡眠不足のときになされない仕事)の影響は、きわめて大きい。睡眠不足が、糖尿病、心臓発作、脳卒中、癌、肥満、アルツハイマー病のリスク増大と関連していることがわかってもらえるだろう。それから、睡眠時無呼吸や不眠症、「頭内爆発音症候群」(これも正式な病名だ!)などの睡眠障害についても取り上げる。
 パート2「よりよい睡眠を目指して」では、睡眠革命を後押しする新技術や発明、改善などを紹介する。人々のもっと眠りたいという声に、マーケットも応えようとしている。しかしそれでも、すべきことはたくさんある。
 パート2で論じるように、睡眠危機を解決するには、単に毎日の(そして毎夜の)習慣を変えるだけでは足りないからだ。私たちは自分の優先順位を再考し、何にほんとうの価値を置くかを見直す必要がある。睡眠は私たちの活力を生み出す核だ。よく眠れれば体調も良くなるし、逆もまたしかり。どう眠るかは、何を食べるかとまったく同じように、私たちの根幹にかかわる問題だ。
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