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技術革新、経営革新へ向けた挑戦の軌跡 『改革者 挫折を超えて』

トヨタでのグローバル対応、日野での経営再建

価格 1,980円(税込)
ISBN 978-4-8222-3128-6
発行日 2011年10月11日
著者名 蛇川忠暉 著
発行元 日経BP
ページ数 306ページ
判型 A5

※電子書籍は価格や一部内容が異なる場合がございます。

内容紹介

 トヨタ自動車副社長、日野自動車社長、同会長を務めた蛇川忠暉氏による初の著書。
著者を一言で表現するならば、現状維持に甘んじることを許せない生粋の改革者、です。
トヨタ自動車ではグローバル展開を支える技術革新を、日野自動車では黒字転換への
経営革新を実践していきました。

 これまで「トヨタの強さは改善(カイゼン)にある」と言われてきましたが、
それだけではないことを著者は教えてくれます。同社には改善を越える大きな
改革の必要性を訴え、実現する人がおり、そうした人を支える風土があるのです。

 著者は、トヨタが地方の一企業から世界的なメーカーへと躍進を遂げる中、
現場で厳しく鍛えられながら数々の改革を実践し続けました。

 生産技術分野では、弱冠28歳で「カローラ」向けに世界最速の量産エンジン
ラインを、取締役時代には300億円を掛けて「レクサス」の世界最新鋭車両
工場を構築。

 購買分野では「世界最適調達」を実現し、事務部門を統括する副社長時代には
トヨタグローバルITネットワークの構築や、世界中の社員が共有すべき価値観を
まとめた「トヨタウエイ2001」を起案しました。

 赤字転落した日野に社長として就任するや、トップダウンで矢継ぎ早に大胆な
改革を断行。受注生産への切り替えや、変種変量生産技術の追求、海外現地生産の
拡大、IT改革などを打ち出し、2004年度には同社を創業以来の最高利益に導きました。

 ところが、こうした輝かしい経歴も、本人にとっては望まぬ人事を言い渡されるなど
“挫折”の連続。しかし、その挫折を新たな改革に挑むエネルギに変えていきました。

 「人財育成とは、挑戦である」「失敗は、挑戦者のみに許される勲章である」
というのが著者の持論です。次代を担う若手社員には失敗を恐れず改革へ挑むことの
大切さを、企業にはそれに寛容な企業風土の醸成の大切さを説いています。

 失敗や、思い通りにいかない境遇にもめげずに前に進む技術者の挑戦心を
鼓舞する1冊です。
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