「PBLセミナー」とフォローアップ講座を開催

 日経BP総研マーケティング戦略ラボでは、2014年に「ダイバーシティ&イノベーションフォーラム」を発足させた。女性活躍を第一歩としてダイバーシティ・マネジメントを推進することが組織にイノベーションを生み出すうえで不可欠であり、企業価値向上につながるという思いから始まったこのフォーラムも本2018年度で5期目を迎える。

 このフォーラムの特色は企業のみならず大学も参画していること。教育現場も巻き込みつつ、大学から企業への接続も支援し、「採用」「育成」「登用」のそれぞれの局面においてダイバーシティを推進すべく事業を展開している。

 5月14日には、本年度のフォーラムの初回企画である「PBLセミナー&フォローアップ講座」が開催された(東京・お茶の水)。

 PBLとは「プロジェクトベースドラーニング」の略で、問題解決型教育プログラムと呼ばれている。これは学生に課題を与え、その解決を目標に学生が主体的に解決策や提案を行うことを通じて発見や気づきの機会を提供するものである。当PBLは、企業の課題に対して、学生がファシリテーターとともに業界研究・当該企業の研究などを重ねながら解決策をプレゼンテーションするというプログラム。これまで、4年間で、学生の提案が企業の施策として採用される実績も出てきた。また当該学生がその企業に就職する例も出ている。

 当セミナーには、企業18社、大学9校、約30人が参加した。日経BP総研フェロー 麓幸子の講演「PBLの意義と提供する価値について」(写真下)から始まり、次いで、昨年の実績や今夏の開催に向け、日程、開催場所、課題設定、学生募集など、企業、大学、事務局がそれぞれ何をやっていくのか、情報の共有が図られた。最後には、参加者一人ひとりから「自己紹介」そして「PBLに期待するもの」について発言があった。セミナー終了後は名刺交換を行いながら、「うちの大学の学生の特色は……」「学生さんに考えていただきたい当社の課題は……」とさらなる情報共有に余念のない姿が会場のそこかしこで見られた。

PBLセミナーは日経BP総研フェロー 麓の講演から始まった。
PBLセミナーは日経BP総研フェロー 麓の講演から始まった。