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交流施設や市役所駐車場の活用についてサウンディング調査、桑名市

黒田 隆明【2017.10.6】

 三重県桑名市は、休館中の情報交流施設「又木茶屋」と、3つの市役所駐車場の一体管理について、それぞれ民間事業者からの意見を取り入れるためサウンディング型市場調査を実施する。

 情報交流施設「又木茶屋」は、昭和期に地元を中心に活躍した画家、佐藤昌胤氏の子孫から旧長島町(現在の桑名市)が土地を買い受けたもの。施設内では、ギャラリー、道路案内、まちの特産やまちの人が作成した手工芸品を紹介・販売などを行っていた。敷地内には旧長島城の庭園の石で組んだ枯山水の庭園などがある。

又木茶屋の紹介ページ(桑名市観光課)

 サウンディング調査では、現状の土地、建物をある程度そのまま生かして、賃貸借での活用提案を民間事業者に求める。提案内容は2017年度内に募集開始を予定している公募プロポーザルにおける仕様書策定に生かす。10月18日に現地見学会を実施(応募締め切りは10月16日)、11月中旬ごろから事業者との対話による調査を実施する。

民間による3駐車場一体管理を目指す

 市役所に隣接する3つの駐車場(南駐車場、東駐車場、北駐車場)の一体管理については、実現可能性を検討する。

 現在、桑名市では設備機器の法定検査や保守・点検などの業務を3駐車場それぞれ個別に委託している。今回の調査では、この3駐車場の一体管理について、市場性の有無、事業への参加意向、維持管理コストの低減方法、地域活性化などの賑わいづくりや地域貢献活動の提案などについて、民間事業者に意見を聞きたい意向だ。その際、市では「一体管理の委託期間は5~10年間程度」「活用期間中の管理運営などの経費は民間事業者が負担」「活用後は事業者が原状回復」といった条件を想定している。

駐車場の外観(写真:桑名市)
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 駐車場の規模は、南駐車場が面積約6434m2・収容台数333台(立体駐車場)、東駐車場が面積約851m2・収容台数21台、北駐車場が面積約905m2・収容台数26台。南駐車場は有料、東と北は無料で運営している。市では「維持管理コストに比べて収益性が少ない」「収容能力の割に稼働率が低く、遊休スペースが出ている」と現状を分析している。 提案期間は11月30日まで。現地見学会を10月13日に実施する(見学会応募締め切りは10月12日)。

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