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多摩川流域で「キャンピング・オフィス」ほか3つの社会実験

東急電鉄などによる「クリエイティブ・シティ・コンソーシアム」が本格始動

小林直子=ライター【2018.7.18】

 東京急行電鉄と同社が代表幹事を務める研究会「クリエイティブ・シティ・コンソーシアム(以下、CCC)」は7月から、社会実験区プロジェクト「TAMA X(タマクロス)」を本格的に始動する。対象とするのは、東京都世田谷区と同大田区、川崎市の多摩川流域エリア。都市と自然が融合した次世代のライフスタイルの実現を目指し、多摩川流域エリアでの先進技術の実装や、公共空間の活用などを進める。

「CAMPING OFFICE TAMAGAWA」のイメージ。多摩川河川敷の会議スペースを貸し出す(資料:東京急行電鉄)
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「TAMAGAWA BREW」の様子。たき火や映画上映などで地域の人々によるアクティビティのある「水辺の風景」を醸成する(資料:東京急行電鉄)
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 タマクロスでは、3つの社会実験を始動する。7月20日から開始するキャンピング・オフィス・サービス「CAMPING OFFICE TAMAGAWA」では、自然の中で働くという新しい働き方を提案する。川崎市高津区の二子新地駅近くの多摩川河川敷で、キャンピングスタイルの企業向け会議スペースを貸し出す。主催はスノーピーク・ビジネスソリューションズと東急電鉄とCCC。営業時間は毎週金曜日14時~20時で、利用料金は一人当たり1万6000円。料金にはオフィス利用料、レンタル備品、設営費のほか、ディナー代とたき火代が含まれる。実施は11月までを予定している。

 世田谷区の二子玉川駅近くにある区立兵庫島公園を中心とした水辺の公共空間では「TAMAGAWA BREW」を行う。地元のクラフトビールやフードの提供と共に、たき火や映画上映、ワークショップなど、地域の人々によるアクティビティのある「水辺の風景」を醸成する試みだ。地域のクリエイターや住民がまちづくりに参画する機会をつくり、スモールビジネスの振興を促す。すでにトライアルとして6月1日~3日に開催しており、次回は9月末~10月頃を予定する。社会実験を経てさまざまな課題や解決策を見つけていくことで、最終的には毎月の開催を見据え、恒常的で持続的な取り組みとする狙いだ。

 7月28日には川崎市の等々力緑地で同市主催のウオーキングサッカー体験会を開催する。気軽にスポーツを楽しむ文化を多摩川流域エリアから発信するとともに、健康で生き生きとした地域づくりを目的に掲げている。多摩川流域のサッカークラブである川崎フロンターレや日本サッカー協会などが協力する。

 CCCは2010年に設立された。日本が抱える多種多様な課題に正面から向き合いながら、人々が創造性を発揮できる「舞台」としての都市を「クリエイティブ・シティ」と位置付け、二子玉川をモデル地区として整えることを目的としている。代表幹事を東急電鉄が務め、法人会員50社、個人会員8名、学術会員15名からなる(2018年4月時点)。タマクロスは、 川崎市、世田谷区、大田区といった流域自治体のほか国土交通省(京浜河川事務所)、企業や大学などが参加している 「多摩川流域まちづくり勉強会」がオーガナイザーを務める。 2018年1月に発足した。

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