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「福山ブランド」の首都圏での知名度アップに乗り出す

まずは東京・秋葉原のアイアンカフェとコラボメニューを期間限定販売

石井和也=日経BP総研 マーケティング戦略研究所【2018.2.9】

 広島県福山市では、創造性やオリジナル性をもった産品やサービスを、「福山ブランド」として認定、その販路開拓のために首都圏の展示会などに出展してきたが、今後は一般消費者に向けてのPR活動に力を入れる。同市では「福山ブランドの認定品を首都圏の消費者に知ってもらうことで福山市のPRにもつなげたい」と話す。

  その第一弾として、東京・秋葉原のアイアンカフェと連携して、イベント「アイアンカフェで熱いバレンタインウィーク」を開催。福山ブランド認定品を使ったコラボメニューを2月1日〜14日までの期間限定で売り出す。

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「アイアンカフェで熱いバレンタインウィーク」が開催されるアイアンカフェ。コラボメニューのほか、チョコレート鋳造体験ワークショップ、高温鋳造物の展示・販売なども行う。住所/東京都台東区上野5−9−20 2k540 M-4 

 会場となるアイアンカフェは、福山市に本社を置く精密金属部品の製造・加工を行うキャステムが運営する鋳造品を展示するギャラリーカフェ。福山ブランドに認定されたバラアイス(マチモト)、くわいぽたーじゅスープ(ぬまくま夢工房)、入江の甘酒(入江豊三郎本店)の3品を同店がアレンジしてメニュー化した。福山市では、今後、首都圏で活動するほかの福山企業とも連携して福山ブランドのプロモーションを進めていく。

「鋳造ワッフル バラアイス添え」(950円)。100万本のバラのまちといわれる福山。無農薬栽培のバラの花びらを使った「バラアイス」を使用。
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「鉄分くわいぽたーじゅスープ」(350円)。福山市はくわいの生産量が日本一。くわいの香りや苦みを残したままパウダー状に加工した「くわいぽたーじゅスープ」を使用。
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「鉄分甘酒」(350円)。福山の名所、鞆の浦で有名な保命酒。その酒粕を使ったインスタント甘酒「入り江の甘酒」を使用。

 福山ブランドは、福山市都市ブランド戦略推進協議会(事務局・福山市市長公室情報発信課)が、2015年から進める地域ブランド認定・登録制度だ。産品・サービス部門、素材・技術部門、登録活動部門があり、産品・サービス部門は概ね3年位内に開発、改良された産品またはサービスで、既に実用化され、取引実績のあるものに限られるなど、各部門ごとに応募条件が異なる。認定・登録されると協議会から福山ブランド認定証・登録証が交付され、そのマークを使用できるほか、市や協議会からPRなどの各種支援が受けられる。

 地域ブランド認定制度は、各自治体によって審査方法や審査基準などはまちまちだ。福山ブランドの場合は、認定・登録の審査が厳しいのが特徴。創造性、地域性、オリジナル性、信頼性、市場性、将来性などをポイントに外部専門家による審査で選定される。第3回は産品・サービス部門で31件中5件、素材・技術部門で5件中1件、登録活動部門で17件中3件の認定・登録に留まっている。審査を厳しくすることで、クオリティを持ったものだけを集め、認定品のブランド価値を高める狙い。

「海苔師の生のり佃煮<極>のように認定を受けて、売り上げが10倍になった」(福山市)商品も出てきており、次の福山ブランドのヒット商品を育てていく。

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