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活発化する自動運転実証、自治体にとってのインパクト

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物流へのインパクトも大きい自動運転、国際条約と社会受容性が浸透のカギ

元田 光一=テクニカルライター【2016.6.21】

ドローンやロボットの活用も買い物弱者を救済する

 もう一つ、物流によって買い物弱者を支援するという視点で捉えると、自動運転車以外に、ドローンや物流支援ロボットによる荷物搬送も有効な手段になる。

 幕張新都心でロボットタクシーと自動運転の実証実験を行う千葉市では、楽天など民間企業との共同プロジェクトで、ドローンによる宅配の取り組みについての実証実験も行っている(図2)。東京湾臨海部の物流倉庫からドローンで約10km離れた幕張新都心の集積所に荷物を運搬し、そこから別のドローンで高層マンションに宅配する。千葉市の構想では荷物だけでなく、処方医薬品や要指導医薬品もドローンによって宅配することで、病院での待ち時間の負担軽減などで利便性を向上させようとしている。

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図2●幕張新都心では高層マンションが多く、将来的には各部屋のベランダや各階のポートに荷物を宅配することを目指している(千葉市のホームページより引用)

 ロボットタクシーに自動運転技術を提供するZMPは、ロボット技術によって自律移動する物流支援ロボットCarriRoを開発した(写真3)。CarriRoは、1台目を押して運んでいくと2台目、3台目が自動的に追従してくる「かるがも走行」を実現した台車スタイルのロボット。現在、私有地内での利用を前提に今夏からの販売開始を予定しているが、いずれは公道で自律走行する無人配送での活用に期待されている。

写真3● CarriRoの自律走行についてはまだ開発中。まずはかるがもモードで、搬送業務の生産性向上を目指す(ZMPのホームページより引用)

 利用イメージはグーグルのADPに似ている。利用者は、精算が終わった商品をCarriRoに搭載された宅配用ボックスに入れてロックをし、そのまま自宅に帰る。自宅に着いたらスマートフォンを使ってCarriRoを呼び、玄関先でロックを解除して商品を受け取れば、CarriRoはまた自律走行で店舗まで戻っていく。遠方からの配送に利用することは難しいが、近隣のスーパーマーケットでの買い物でも、重い荷物を運ぶ負担を減らしたいというニーズは少なからずあるはずだ。

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