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NEWS RELEASE

『日経WOMAN』と「日経ウーマノミクス・プロジェクト」が「企業の女性活用度調査」を実施。

2017年版「女性が活躍する会社BEST100」 総合ランキング1位は第一生命保険に決定

 働く女性のキャリアとライフスタイルを応援する女性誌『日経WOMAN』(発行:日経BP社)と日本経済新聞社グループの「日経ウーマノミクス・プロジェクト」は、「企業の女性活用度調査」を実施、2017年版「女性が活躍する会社BEST100」をまとめた。過去最多となる558社から得た回答を基に、『日経WOMAN』6月号(5月6日発売)誌上にて総合ランキングBEST100を発表した。同調査は『日経WOMAN』が、1988年の創刊時から不定期で実施しているもので、今回で15回目を迎えた。

 「働きがい」と「働きやすさ」という2つの観点から、企業における女性社員活用の実態を、1.管理職登用度、2.女性活躍推進度、3. ワークライフバランス度、4.ダイバーシティ浸透度の4つの指標で測定し採点。それらの合計得点を偏差値化して総合スコアとし、総合ランキングを作成した。結果概要は次の通り。

*表示した総合スコアが同じで順位が違う場合は、小数点2位以下で差がある。

『女性が活躍する会社』 総合ランキング BEST10
順位企業名総合スコア
1第一生命保険77.2
2住友生命保険76.8
3セブン&アイ・ホールディングス76.8
4花王76.6
5パソナグループ75.8
6明治安田生命保険75.8
7ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ75.6
8資生堂75.6
9日本生命保険75.4
10日立製作所74.8

 初の総合1位になったのは第一生命保険(2016年は総合3位)。社員約5万6000人のうち9割が女性だ。社員の意識・風土改革、女性の能力開発、女性リーダー育成、ワークライフバランスと全方位に目配りした施策を継続。その結果、管理職登用度をはじめ、4つの指標のスコアがまんべんなく高く、総合スコアで初のトップとなった。2位の住友生命保険(2016年総合12位)は両立支援制度や残業削減施策などワークライフバランス度が特に高い。週1日の早帰りを徹底、パソコンが20時には強制的にシャットダウンされ、遅くまで残業できないという制度も導入している。トップ2社に加え、6位に明治安田生命保険、9位に日本生命保険と、上位10位中4社が生命保険会社となったのは、2013年以来4年ぶり。もともと多くの女性が活躍する業界であることに加え、各社が足並みをそろえて、両立支援や女性活躍推進の施策を進めてきた結果だ。3位のセブン&アイ・ホールディングス(2016年総合2位)はトップの強いコミットメントのもと、ダイバーシティ推進を継続。女性管理職(課長級)は2012年の14.2%から23.0%に。女性役員は23人と全役員の14.5%を占める。なお、2014年から2016年まで3年連続1位だった資生堂は総合8位となった。上位企業はいずれも女性管理職登用や男女ともに育児・介護しながら働き続けられる制度づくり、残業削減などに切磋琢磨しており、制度の利用状況や女性管理職比率など、わずかな点差で順位が決まった。また今年は3人の審査員(調査概要参照)のアドバイスのもと、一部の質問項目や採点基準を見直した。

 各企業の“女性活用”の中身をより詳しく分析するため、総合ランキングに加え、4つの「部門別ランキング」も作成した。それぞれの部門の評価ポイントおよび各部門1位~10位の企業は以下の通り。

【管理職登用度】部門
~女性役員数、管理職に占める女性の割合を評価。子供を持つ女性管理職の人数もチェック

「生え抜きの女性役員がいる」と回答した企業の割合が31.9%と2016年の26.6%に比べて大きく伸びた。1位のジェイティービーはメンタリングプログラムや男女共通の選抜研修が功を奏し、「国内全グループ会社の女性役員比率を2016年までに5%にする」という数値目標を計画通り達成。2位の日本アイ・ビー・エムは女性正社員の3割以上が課長相当職以上のポジションにつく。

順位企業名
1位ジェイティービー
2位日本アイ・ビー・エム
3位ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ
4位ニチイ学館
5位パソナグループ
6位島屋
6位ファイザー
8位セブン&アイ・ホールディングス
9位JPホールディングス
10位アクセンチュア

【女性活躍推進度】部門
~女性活用の専任組織の有無や女性社員向けの研修制度などで評価

 今年の調査では、女性社員の活用を推進する組織やプロジェクトがあると答えた企業の割合が63.3%と、2016年の60.3%から3ポイント上昇した。1位の日立製作所および日立グループでは全社でダイバーシティ・マネジメントを推進。2013年度から「日立グループ女性活用度調査」を実施し、各社の現状や目標に向けての進捗状況、課題を見える化する取り組みを行っている。同じく1位のイオンは、イオングループ70社を巻き込んだダイバーシティ推進活動を実施している。女性管理職の育成、「イクボス」の育成など多彩な施策を展開中だ。

順位企業名
1位日立製作所
1位イオン
3位大和証券グループ
4位ユニクロ
5位SMBC日興証券
5位明治安田生命保険
7位セブン&アイ・ホールディングス
8位損害保険ジャパン日本興亜
9位りそなホールディングス
10位三井住友海上火災保険
10位日本生命保険

【ワークライフバランス度】部門
~年間総労働時間や有給休暇取得率、男女社員の育休取得率などを評価

 今回の調査では、全回答企業の1人あたりの年間総労働時間は平均1982.7時間(2016年は1986.9時間)と、4.2時間の削減が見られた。1位の日本生命保険は2016年に1カ月の残業が80時間を超えた社員は6万3000人中ゼロとなった。「在宅勤務制度がある」と回答した企業が41.8%、「週2日以上のノー残業デーを導入している」と回答した企業は16.3%など、全体的に働き方の改革が進んでいる様子が見て取れる。

順位企業名
1位日本生命保険
2位住友生命保険
3位明治安田生命保険
4位第一生命保険
4位アクセンチュア
6位大同生命保険
7位日立製作所
8位ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ
9位千葉銀行
9位損害保険ジャパン日本興亜

【ダイバーシティ浸透度】部門
~女性社員の比率や勤続年数など定着率を評価。障がい者雇用率やLGBT理解促進の施策もチェック

 女性が長く活躍できるよう、ワークライフバランス施策や両立支援制度拡充などのサポート体制を充実させている企業が多数。1位の花王は、正社員約2万人中半数以上を女性が占め、その約4割がワーキングマザーと、育児中の女性が多数活躍する。

順位企業名
1位花王
2位日本電気(NEC)
2位日立製作所
4位東芝
4位日本生命保険
6位キヤノン
6位三越伊勢丹ホールディングス
8位LIXIL
8位第一生命保険
8位資生堂

 女性活用度調査の詳細は、『日経WOMAN』2017年6月号(5月6日発売)で詳報しているほか、日経ウーマンオンラインでもサマリーを掲載しています。

※調査概要/2017年1月~2月中旬に上場企業など国内有力企業4300社を対象に日経BPコンサルティングが実施。558社から回答を得た。設問や採点基準は審査員(聖心女子大学教授・大槻奈巳氏、キャリアン代表取締役・河野真理子氏、法政大学教授・武石恵美子氏)と本誌編集部で定めた。

【お問い合わせ先】

 本リリースに関するお問い合わせは、日経BP社『日経WOMAN』編集部(電話03-6811-8912)にお願いいたします。
 取材のお申し込みは、日経BP社 経営企画室・広報(電話03-6811-8556)にお願いいたします。