2016年5月、「確定拠出年金法等の一部を改正する法律」が可決・成立しました。これによって、今まで確定拠出年金の対象外だった専業主婦、公務員の人たちも、個人型確定拠出年金に加入できる道が開けたのです。
 改正法の施行は2017年1月1日から。恐らくこの年末にかけて、新聞やテレビなどのマスメディアを通じて、「確定拠出年金」「DC」といった言葉が、頻繁に耳目に触れてくるようになるはずです。
 今回の法改正で、新しく確定拠出年金の加入対象者になるのは、専業主婦等932万人、公務員等441万人の計1373万人と言われています。すでに加入している人はともかく、まだ未加入の人にとっては、「確定拠出年金」がどのような仕組みで、利用に際してどのような注意点があるのか、見当もつかないのが正直なところだと思います。
 いや、すでに加入している人も、会社から言われて加入しているけれども、なんだかよく分からないまま放置している人もいるかも知れません。
 改めて、確定拠出年金のキホンを勉強させてもらうため、経済評論家で楽天証券経済研究所客員研究員の山崎元さんを訪ねました。(取材・文=鈴木雅光)