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NEXT NIPPONをプレゼンする「N IDEA」ビジネス

女性一人の家電ベンチャー、UPQが追求する「電気の通ったものづくり」とは?(3/3ページ)

2016.07.14

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シンプルでありながらどこか楽しい、UPQの家電商品

 UPQの商品はシンプルな機能、デザインを旨とするが、それについて中澤氏は次のように語った。

 「例えば新しいスマートフォンが出たとき、何が新しいのかというと、OSがコンマ1バージョンアップしましたとか、ハードウエア的に0.1mm薄くなりましたとかになるわけです。ところがお客様は、それぐらいだったら買い替えなくてもいいか、と思うんですね。技術的にはすごく突き詰めた結果だとしても、エンドユーザーには届かないんです。UPQでは、むしろシンプルに、そしてひとつだけ特徴を持たせるということをすべての商品で考えています」

 これだけものがあふれた時代、商品にはいろんな機能が詰め込まれたものが多い。そうしたなかで、ひとつの機能を売りにあくまでもシンプルさを目指すのがUPQと言える。

 「コンマ1mm薄くなっても、買ったお客様は自慢はできないと思うんです。それより、何かに特化した機能があれば自慢しやすい。UPQはそういう商品開発を心がけています」

 例えば、UPQの原付免許で乗れる電動バイク「UPQ BIKE me01」は、掃除機くらいの大きさに折り畳めるという商品だ。一般的に電動バイクの売りといえばエコであること。誰もがそう考えるのが普通。UPQは、さらにコンパクト化という大きな特徴を持たせることに成功している。

 誰が見ても「おっ!」「すごい!」と思わせるものづくり。それがUPQの商品開発の根底にある。

 「今の電化製品は便利になりましたが、人との関係はどこか冷たい」と中澤氏は語る。もっと温かい関係、どこか愛嬌のある商品をつくる。それが中澤氏が今、取り組み、さらに先に見据えるものづくりの姿だ。

(文/上野 高一、写真/稲垣 純也)

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