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和田秀樹 サバイバルのための思考法ビジネス

人生後半のサバイバルのための勉強とは(7/8ページ)

2016.10.25

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知識人より思想家のほうが意義がある

 もう一つ、強調したいのは、これからの時代、知識人より思想家のほうが意義があるということだ。

 知識に関しては、スマホを持ち歩いていればすぐに検索できる。知識人の話を有難がって聞くということはどんどんなくなっていくだろう。

 しかし、人と違う思想や考え方なら耳を傾ける価値がある。『21世紀の資本』で注目を集めたトマ・ピケティにしても、認知科学と経済学を統合したダニエル・カーネマンにしても、彼らの知識より、その考え方の面白さが注目されているのだろう。

 私は大してものを知らないのに、膨大なアウトプットをしているから「底が浅い」とか、「学ぶべきものがない」と批判されることが多い。その通りだと思う。ただ、その代わり、人の考えないことを考えるように心がけ、知識をそのまま出すのでなく加工するようには心がけている。

 イスラム学者の中田考氏との対談も、イスラムに対する知識は中田氏にはるかに及ばないし、哲学や宗教学についての知識が少ないので、ほかの対談者とのものと比べて、レベルが低いとのアマゾンの書評があったが、「イスラム教と拝金教が世界の二大宗教になっている(キリスト教や仏教の人は教義より金のほうが大事だと思っている)」というおそらくほとんど聞いたことがないような考えを提示した(正しいかどうかわからないがユニークだとは信じる)。

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