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ESCO事業

 ESCO事業とは、省エネルギーに関する包括的なサービスを提供し、省エネルギー効果の保証などによって顧客のメリットの一部を、サービス提供する事業者(ESCO事業者)が報酬として受け取るビジネスを指す。ESCOはEnergy Service Companyの略。

 ESCO事業者は、省エネルギー効果の保証を含む契約(パフォーマンス契約)を顧客と結ぶ点が、一般的な省エネ改修とは異なる。省エネルギー改修で実現する光熱水費の削減分などで全費用(省エネルギー改修費、金利、ESCO事業者の経費)を賄うことが基本となる。したがって、契約期間終了後の光熱水費の削減分はすべて顧客の利益になる。

 ESCO事業の契約方式には、顧客が事業資金を調達するギャランティード・セイビングス契約と、ESCO事業者が事業資金を調達するシェアード・セイビングス契約がある。一般社団法人ESCO推進協議会では、ESCO事業のサービスを以下の8つのサービスの組み合わせであると定義している。

(1)エネルギー診断に基づく省エネルギー提案
(2)提案実現のための省エネルギー設計・施工
(3)導入設備の保守
(4)エネルギー供給に関するサービス
(5)事業資金調達(シェアード・セイビングス契約の場合)
(6)省エネルギー効果の保証
(7)省エネルギー効果の計測と検証
(8)計測・検証に基づく改善提案

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