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未来を切り拓く「未知への挑戦」ビジネス

夜の銀座の慢性的なタクシー渋滞を解消、ETCを使ってタクシー車両を管理する【前編】(2/6ページ)

2013.11.14

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渋滞の列が1キロ以上になることも

――銀座1号タクシー乗り場はなぜそんなに混むのでしょう。

銀座ショットガン運営協会の増田祐一さん。公益財団法人東京タクシーセンター指導部長を務める

増田祐一さん(以下、増田) タクシー乗り場からすぐのところに高速の土橋入口があるため、長距離利用のお客様を当てにして多くのタクシーが待機するということも影響していると思います。タクシー業界は近年、利用客数が低迷していますが、この銀座1号タクシー乗り場はもっとも利用される場所で、渋滞はずっと続いていました。

――ひどい時で、どれくらいの渋滞ができていたのですか。

江端 渋滞の列が1キロ以上になることもざらでした。台数で言うと150台から200台ほどです。渋滞の列はタクシー乗り場からずっと延びて、蓬莱橋交差点で昭和通り入り、さらに新橋交差点で昭和通りから中央通りの銀座方面へと、とぐろを巻くよう延びていました。

――一般車両の通行にも大きな影響がありそうですね。

増田 タクシーが進入する経路を定める前は、もっとひどい状態でした。いろんな方向からタクシーが入ってくるので、新橋駅付近は一般車両がまったく通れない状態でした。それではまずいということで、タクシー業界による自主的ルールという形をとり、タクシー乗り場が設定されるようになったというわけです。

――ルールを設定しても、慢性的な渋滞を回避することはできなかった?

江端 ええ。われわれ公共セクターとしては、渋滞解消ということが大きな課題ですので、客待ちタクシー対策も渋滞対策事業の一環として進めてきました。タクシーの待機列をなくすというのは、あくまでも渋滞解消のための手段です。

 有楽町と新橋の間で渋滞が慢性化している。原因は何だろうかと突き詰めてみると、タクシーの待機列だった。そんなわけで、路上客待ちタクシー対策に取り組んできました。

客待ちタクシー渋滞解消対策の概略図。「築地川第一駐車場」でタクシーに待機してもらい、銀座1号タクシー乗り場へ順次、配車するようにした。拡大図はこちら(提供:銀座ショットガン運営協会)
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