
![]()
2006/06/21
![]() 全室オーシャンビューの「ホテルジャパン下田」。首都圏の国立公園内に立地するジャパン・トータル・クラブの施設中でも,南国情緒あふれる選り抜きのマリンリゾートだ。宿泊リポートの2回目は,眺望抜群の客室バルコニーで潮風と波音にくつろぎ,温泉にゆったりつかった後,さてお楽しみの夕食から——。 胡蝶蘭に囲まれて地と旬の美味
和食堂「春の海」は,ウェストビーチの入田浜を望む位置。高い天井ぎりぎりまで大きく取った窓の外には,暮れなずむ浜辺の景色が広がる。窓辺にはいくつもの胡蝶蘭が彩りを添えている。 大浴場で温泉を楽しんだ妻が,湯上がりに館内をそぞろ歩いて気がついたのは,いたるところに生花のしつらいがあること。特に胡蝶蘭はホテルのシンボルになっているようだ。南国の鮮やかな色合いの花々がリゾート気分を盛り上げてくれる。
グラスワインで乾杯して,前菜に箸をのばす。蓴菜を仕込んだ生姜味のタピオカ豆腐。海月の和えものは酢がきいている。射込み蓮根や,粽(ちまき)麩,八幡巻,蓬(よもぎ)団子など,細やかな手仕事が施された佳肴の数々。
吸物にアスパラ,と妻が驚いた。一見ミスマッチのようだが,食感の違いがアクセントになって,海老白玉ともずくに,なじんでいる。面白い取り合わせだ。箸休めの梅干しが絶品。ふんわりした肉質に,酸味と甘味がほどよく調和して,やさしい感触が口中に広がる。こういう何でもない素材に感激すると,よけいに嬉しい。 下田といえば,なんといっても海の幸だ。刺身は鮪,鯛,烏賊。とくに烏賊がやわらかく,とろけるよう。大皿にフッコの奉書焼と巻海老の唐揚が出た。スズキに出世する前のフッコは淡泊で上品。海老は噛めば噛むほど滋味がしみだす。〆の食事に,丸茄子の揚煮,じゃこごはん,カニの赤だし。カニの旨味がしっかり溶け出した赤だしに,カルシウムたっぷりのじゃこごはんが,とてもよく合う。
|
|
日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。
ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。