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“神秘の島”屋久島でもののけ姫の森を訪ねる

 昼食を終えて,来た時とは違う,立派な屋久杉が多い原生林歩道を戻る。斜面を上り下りして,沢を渡る。標高が1000メートル近い場所もあるのでウインドブレーカーの下にセーターを着ていたのだが,すっかり暑くなってきたので思わず脱ぐ。シャツがすっかり汗ばんでいる。前日から2日連続の森林浴によるマイナスイオン効果で気分が良かったのだが,少し日頃の運動不足を感じ始める。やや情けない限り。

 原生林歩道にある有名な杉は,「奉行杉」「三本槍杉」「びびんこ杉」「三本足杉」「二代大杉」などである。これらは入口へ戻る道沿いにある。そして入口近くの道を脇にそれて上がっていったところに「弥生杉」がある。

 来る時に楠川歩道よりも原生林歩道の方が道は悪く,アップダウンがきついように思える。ただ,これは疲れのせいだったかもしれない。奉行杉,三本足杉,二代大杉などを撮影しながら,ゆっくりと戻る。途中,ガイドさんに連れられた高校生の一団と抜きつ抜かれつ。どうしても撮影ポイントと解説ポイントが重なるのでやむを得ない。

奉行杉 三本足杉
奉行杉 枝振りが見事な三本足杉

 入口が近くなったところで,菊池さんに弥生杉をどうするかと尋ねられた。弥生杉は整備された歩道から500メートルほど登ったところにある。撮影時間も含めれば30分ほどだ。帰りの飛行機の時間にはまだ余裕があった。しかし,体力にはさほど余裕が無かった。

 そこで,弥生杉はあきらめて,まだ撮影していなかった白たえの滝を撮影した。水際にいると涼しいし,心が安まる。近くの広い岩の上ではのんびりと休憩している人も多数いた。ここは旅先なのだ。のんびりするに限る。

成長二代大杉 白たえの滝
上に巨大な杉が成長二代大杉 白たえの滝

 白谷雲水峡での撮影を終えて,空港へ向かう。そこで菊池さんとお別れだ。ほぼ2日間にわたりお世話していただいた。

 屋久島の旅は1泊2日の撮影旅行だったがとても心に残る旅となった。普段は山などにまったく行かないのでさほど違いが分からないのだが,屋久島の森はとても独特な雰囲気で興味深かった。ぜひ雨や湿気の多い時期に再訪したいものである。

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