千尋の滝と大川の滝へ
屋久島の海岸部から標高1000メートルを超える山岳地帯までクルマで約1時間。急峻な地勢に多いところでは年間約1万mmの降水量があるという。降った雨は勢いよく海に注がれる。その際,花崗岩の地盤を削り取る。このため,島には至る所で滝が見られる。中でも有名なのが「千尋の滝」と「大川の滝」だろう。 千尋の滝は紀元杉から南へ下った場所にある。落下の高さは約60メートル。モッチョム岳の裾野にある花崗岩の岩盤を鯛之川が刻んでできたという。一般に両手を大きく広げた手の長さを「尋(ひろ)」と呼ぶ。千尋の滝は岩盤の大きさが千人が手を広げたぐらい大きいということが名称の由来になっているようだ。
一方,「大川の滝(おおこのたき)」は島の西側にある落差88メートルの滝だ。 滝は左右に分かれていて,水量が少ない時は右側が枯れてしまうのだという。当日訪れた時,水量は豊富だったが,すでに陽が傾き,滝の上部にのみ日差しが当たるようになっていた。そのため滝全体を写すにはあまり適さない条件だった。角度を変えて左右の滝をそれぞれに撮影してみた。ここでは滝つぼの近くまで下りて行くことができる。時間に余裕があれば,いろんなカットで撮影してみたいものだ。
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