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2006/10/19
フラダンスが流行っている。いつの間にか全国でフラのフェスティバルが開催され,ショッピングモールにもフラショップをチラホラと見かけるようになった。李相日(リ・サンイル)が脚本・監督を務めて話題を集めている映画の題材にもなり,スポーツジムのスタジオメニューもヨーガとともに多くの人が集まっているという。理由は簡単。心地よい音楽を聴いていれば,自然とカラダが動くように,癒しを求めている人たちとハワイアン,そしてフラの相性は抜群なのだ。 そう言われてもピンとこない人もいるだろうが,その魅力を分かりやすく紹介しているのが映画「フラガール」だ。舞台となったのは昭和40年,本州最大の炭鉱・常磐炭鉱の衰退を救うために建設された,常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾートハワイアンズ)。その目玉としてフラダンスが企画され,炭鉱娘にフラダンスを教える教師として呼ばれた平山まどか(松雪泰子)と,紀美子(蒼井優)や小百合(山崎静代~南海キャンディーズ・しずちゃん)ら素人娘の友情を描いた秀作だ。主演の松雪泰子は3カ月にも及ぶ猛特訓で見事なダンスを披露している。優雅な動きの中に意味があり,激しさと美しさがある。そんな魅力が余すことなく伝えられ,フラをして(観て)みたくなるはず。 さて,そんなわけで俄然注目を集めているフラだが,よく見ていると表記がフラダンスとフラの2つあることに気がつくはず。日本では永らくフラダンスと呼ばれてきたが,そもそもフラ(hula)というハワイ語は踊りと音楽を意味する。なので,最近は日本でもフラの名称で統一されつつある。フラの起源には女神ラカがモロカイ島の聖地カアナにフラを生んだという説や,女神ヒイアカが姉のペレの荒い気性をなだめるために踊ったのが始まりという説もあり,ハッキリとは分からない。いずれにしろ先住民の間で,神々を崇めるための宗教儀式の一環として踊られていたのがフラの始まりである。
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