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噺家・柳家三之助の「落語の世界へようこそ」
第56回 やたらあくびの出る噺
2009/05/29

江戸時代にも盛んだった稽古事
噺家・柳家三之助
噺家・柳家三之助

 地域によって違いがあるそうなんですが、例えば私の住んでいる東京では毎月1日を「映画の日」と定めましてお客様感謝デーとしております。

 実は寄席にもあるんです「寄席の日」が。毎月とはいかないんですけど、6月の第一月曜日を寄席の日と定めまして毎年入場料の割引や記念品のプレゼントなどをご用意して皆さんをお待ちしています。

 今年2009年は6月1日ということになりますね。映画と寄席の掛け持ち、なんてのもこらまた乙ですな、ちょっとくたびれるかもしれませんが・・・。

 今日も一つ、噺をご紹介いたしましょう。「あくび指南」という噺です。

 実はわたくし、この冬に生まれて初めてスキーを経験いたしました。スキー場に足を踏み入れたこともないわたくしはスキースクールに入校し、一からみっちりと稽古を重ねました。

 スキーというとお友達同士でわいわいやりながら楽しく滑る姿が想像されますが、私の場合はスパルタ式です。それだけに、自分で言うのも何ですがメキメキと上達し、数日間で中級ゲレンデにも挑戦できるようになりました。先生曰く「9割は道具のおかげ」だそうですけど。

 私、この原稿のおしまいにいつも載っているプロフィール欄に「スキー」を加えたくなるほど、スキーにのめり込みました。新しいことに挑戦するというのはこんなに心躍るものだったということをすっかり忘れていたんですね。

 さて江戸の昔もお稽古ごとは流行っていたようで、茶の湯や踊り、歌、三味線のお稽古などは町内に一つくらいはあったようです。私も噺家ですからこれらの一つくらいは身につけていてもいいのですが、これらの風流なお稽古ごとはいまだ挑戦せず、今日に至っています。

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