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噺家・柳家三之助の「落語の世界へようこそ」
第47回 噺家は個性である
2009/01/16

噺家にまつわる誤解は多々ある
噺家・柳家三之助
噺家・柳家三之助

 年が改まりました。当コラムが始まってから、二度目のお正月。今年も皆様にとってよい年になりますようお祈り申し上げます。報道などでは何かと景気の悪いことばかりが取りざたされますが、落語のお好きな皆さんはそんなつまらぬことに振り回されることなくご自分の道を歩いて頂きたい。

 景気の悪さを肌で感じている皆さん、「時そば」という噺の中に「悪い後は必ずいい」という台詞がございます。良かったり悪かったりするその波の中を上手に泳いでいくというのが「世の中を生きる」ということなんですから。

 さて、今年も相変わらずお正月はバタバタと過ごしておりました。噺家の正月については昨年にお話ししていますので、よかったらバックナンバーなどもお読み頂けたら嬉しいですね。今回からしばらくの間、わたしたち噺家のことについていろいろな視点から触れてみようかと思います。まずはタイトルにもある通り「噺家の個性」というものについて。

 落語家、噺家という商売が全国的に認知され続けているのは皆さんご存じの「笑点」という番組のおかげだと思います。どんなに落語に興味がない方でも我々が「座布団の上に着物を着て座っている人たち」という認識を持って頂けているのは凄いことです。

 ただし、そこから「生で噺家、落語を見たことがある」ということになりますと、ぐっと分母が小さくなりますな。そんな中で私たちはいろいろな誤解にさらされます。

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