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噺家・柳家三之助の「落語の世界へようこそ」
第25回 与太郎さん
2008/02/22

落語では良い脇役
噺家・柳家三之助
噺家・柳家三之助

 ネタおろし、と呼ばれる落語会が近づいています。皆様にとってはおなじみの噺ではありますが、自分が手がけるというのは初めてのネタ。

 よく「噺家はよくそんなにたくさんの噺が覚えられますね」といわれますが、覚えるのは簡単ではないんです。それも覚えるだけではいけません。なんとか自分の腹からの噺にしなくてはいけませんから、そういうときには夜も寝ないで昼寝して、噺のことを考えます。

 そんな時にふっと稽古の手を休めて机に向かい、別の噺のことを考えてこうしてお届けするのは、よい気分転換になります。噺のことを考えながらリフレッシュできるのですから、こういう機会を与えてくださるみなさまには感謝しなくちゃいけません。

 さて、前回の続きというわけではありませんが、今回は気分も新たに「与太郎さん」のことをお話ししたいと思います。

 「与太郎噺」といわれるものはたくさんにございます。

 「道具や」「牛ほめ」「金明竹」「孝行糖」「かぼちゃや」「ろくろ首」「厄払い」「佃祭」「大工調べ」など、噺の中心人物として登場する噺だけあげてもまだまだありますが、その他の様々な噺にも良い脇役として実に香ばしい仕事をしてますねえ。

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