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ホノルルマラソンに挑戦
ダイヤモンドヘッドを越え,疲れと暑さの世界へ
2006/01/19

痛めた足をかばい,左の足首に痛みが

ダイヤモンドヘッド
2時間走り,ダイヤモンドヘッドで夜が明ける

 太平洋から太陽が顔を出し,みるみるうちに周囲が明るくなっていく。ロープで仕切られ幅の狭くなったためダイヤモンドヘッドの登りのコースは,混雑し,うまく走れず歩いている人が多くなる。中には美しい眺望に誘われコースを外れ,ウエストバッグから取り出したカメラで写真を撮る人もいる。

 前日,ダイヤモンドヘッドについて白戸太朗さんは「みんないろいろ言うけど,心配するような大した登りじゃない。6~7時間ぐらいで完走する人は,朝日が出る頃にダイヤモンドヘッドを通過することになります。もっとも美しい景色が見られるはずなので,対策ウンヌンではなく,景色を楽しむべき」とアドバイスしてくれた。そして白戸さんが言った通り,陽が昇ってきた。

住宅街
ダイヤモンドヘッドを抜け住宅街へ向かう。
まだ余裕はある

 菱沼さん目標は1キロ8分を守ることだ。このペースを終始守れれば5時間台でゴールできる。とはいえ,後半は歩いてしまう可能性が高い。そこで菱沼さんは6時間台で完走という目標を立てている。

 ここまで8マイル(約12.6キロ)を約2時間かかっているので,おおよそ1キロ10分のペースで走ったことになる。当初の予定よりも遅いが,スタート直後の混乱や登り坂の混雑を考えれば,そう悪いペースではない。ダイヤモンドヘッドを越えれば混乱も収まるので,あとはマイペースで走ることができるはずだ。

 「カラダが重いね,昨日3キロ走ったのが効いているみたい。でも話をする余裕はまだあるよ」。ダイヤモンドヘッドを過ぎた第4エイドステーションまではカメラを向けるとポーズを取る余裕もあった。

 しかし,この辺りから調子は次第に下り坂になっていく。10月に痛めた右足のアキレス腱をカバーして走っているうちに,反対側の足首に痛みが出てきたのだ。自宅周辺でのトレーニングは静かな環境の中で集中しやすかったが,集団で走る状況に今一つ集中できないことも気がかりだ。「調整しながら走ります」と気持ちを引き締めて,再びストライドを拡げた。

今年のコース図
地図 (画像をクリックすると拡大図が見られます)

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