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膝の負担減には減量が大事 「脂肪X線CT」で内臓脂肪をチェック

菱沼さんのCT画像

 ちょうどへそのあたりを輪切りにした写真。灰色の部分が脂肪。お腹の回りに皮下脂肪が付いているのが分かる。内臓にも灰色で示された脂肪が付いている。ただ,体全体でどの程度の量付いているかは専門の医師でないと判断できない。

【菱沼さんの脂肪CT測定の結果】
脂肪測定CTを施行しました。
全体の脂肪 314cm2
内臓脂肪 161cm2
皮下脂肪 153cm2
臍周囲の脂肪の厚さ 1.88cm
腹直筋 1.12cm
腹斜筋群 2.14cm

評価:
内臓脂肪は161cm2と100cm2を超えており肥満型です。糖尿病,高血圧,高脂血症の危険因子となります。
皮下脂肪も153cm2とこちらも100cm2以上で肥満型です。皮下脂肪は,耐寒作用,衝撃緩和作用等の利点はありますが,美容上は・・・
内臓脂肪も皮下脂肪もほぼ同量の肥満型です。
参考値になりますが,臍周囲の脂肪の厚さは1.88cmです。
腹直筋の厚さは1.12cm,腹斜筋群の厚さは2.14cmです。全体的に腹筋群の厚さが足りませんし,腹直筋と腹斜筋群の相互のバランスを見ると腹直筋の厚みが足りません。

目標:
ホノルルマラソンを目指しているということなので,内臓脂肪100cm2以下を目指しての健康ダイエットではなく,70cm2以下を目指すアスリート向けダイエットです。

方針:
ここ数ヶ月体重の増減がないということは,夏場にかけての運動量と食事量のバランスが取れているという事です。しかし,均衡を保っていては体重(脂肪)は減りません。しかも,食物が美味しくなる秋ですから,運動量の増加に合わせて,食事量を増やすと脂肪が減ることはありません。運動量は増加を,食事量は減量を進めてください。

短期に減らすのは内臓脂肪です。161cm2の内臓脂肪を70cm2近くを目標にすれば,効果的な体重減少が望めます。理想は,12月までの2ヶ月で内臓脂肪を3kg,皮下脂肪を1kgでしょう。筋力,持久力,コンディションを維持しながらの減量ですから,それ以上の減量はしないことです。マラソンに向けての走り込みと食事療法で理想的な体重変化は望めるはずです。
また食事療法は,3つの“あ(甘いもの,アルコール,脂もの)”と夕食を減らし,間食をなくすように心がけましょう。
月6回,一回4時間の運動習慣,サーフィンでの下半身の筋力とバランス感,自転車での持久力があるようですから,長距離走に必要な残りは,膝と足首の筋力強化だけでしょう。
運動のタイプが違いますので,走り込みで傷める前に強化対応をして下さい。
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