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2005/06/08
「SLEルール適合商品」という,ゴルフクラブに貼られているシールを見たことはないだろうか。ショップに並んでいる新製品のドライバーには品のないシールがべたべたと貼られており,ゴルフカタログには次のような注釈が入るようになった。 「2008年1月1日からゴルフクラブのスプリング効果の性能に関するR&Aのルールが変更になります。『2007年末までSLEルール適合』の表示があるクラブは,2008年以降ルール不適合となりますので,お買い求めの際はご注意,ご確認ください」。 2008年に高反発ドライバーが姿を消す これでは「健康を害する恐れがあるので吸いすぎに注意しましょう」とエクスキューズしているタバコメーカーと同じである。買っていいのか悪いのか,よく分からない。簡単にいえば,高反発ドライバーの使用禁止ということらしいが,なぜそのような規制がかかるのか。 そもそも,反発係数とはボールがクラブフェースに当たって跳ね返ったスピードを数値化したもので,COR値とも呼ばれる。この数値が0.01違うと飛距離にして約2〜3ヤード,0.03でボール初速が1m/sアップするといわれている。ここ数年,各ゴルフメーカーはこの数値を高めるべく,開発競争を繰り広げてきたわけである。 ところが,あまりにもボールが飛びすぎるため,1998年にUSGA(全米ゴルフ協会)が反発係数0.83を上限とした規制を開始。R&AとUSGAとの合意により,プロ競技では2003年から,アマチュア競技では08年から同様の規制が始まることになった。日本の男子ツアーはすでに使用が制限されており,女子ツアーは06年から。「日本オープン」や「日本アマチュア選手権」など日本ゴルフ協会が主催する16競技も来年からの規制開始が決まった。 問題は,プロゴルファーを目指さない(なれない),アマチュア競技にも参加しない,われわれ一般ゴルファーだ。「飛ばすことが唯一の楽しみ」,「ゴルフは飛ばしてナンボ」というダッファーにとって,ただでさえ飛ばないのに反発規制をされたら,さらに飛ばなくなる。それではゴルフが面白くない。一般アマチュア向けには高反発ドライバーを作り続けてほしいものだが,どうやら各メーカーともルールに従って生産を中止する方向だとか。08年には現在の高反発ドライバーは姿を消すことになる。
「MAT-T」を使ったレッスン風景はこちら (視聴にはWindowsMediaPlayerが必要です)
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