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プロゴルファー桑田泉の一口ヒント
スペシャル企画 真澄,泉の兄弟対談<その3>
2007/03/22
「プロゴルファー・桑田泉の一口ヒントの第2幕(セカンドステージ)」
スタートにあたって記念対談<企画概要>

 桑田真澄,泉さんの兄弟対談もいよいよ最終回。お互いに野球とゴルフを通じて得てきた哲学にも似た論理を披露,たどり着いたのは“シンプル”という考え方でした。

止めるを少なくすることで歩くという漢字になる

真澄: 僕らは父親や母親世代には感謝しなければいけない。彼ら団塊世代の頑張りがあったからこそ今があるわけですから。そして,感謝しつつ,良いものを伝えていかなければなりません。ただ,同じような伝え方じゃなくて,少し変えて良いものを伝えていかなければ,と思っています。

真澄: それから,どうせやるなら深く追究しなければだめですね。経験を積んで感動を得ることです。これが大事なんです。失敗してもいいんです。起き上がればいいことだから。

泉: 起き上がるかどうか考える暇があったら,起き上がればいいんです。起きてから考えればいいことですからね。それから,止まっちゃいけないんです。むしろ,止まることを少なくしなければ。

真澄: そう,止めるを少なくすることで歩くという漢字になるんです。

真澄: また,止まると一からやり直しなさいということで,これも大事なんですよ。正しいという字はそうなっているでしょ。止まるという字に一を足して下さい。それが正しいという字です。

泉: 辛いにふたをすると幸せですしね。

真澄: 子供たちの話に戻りますが,やる気のない子供を見つけたら,「お,お前今日やる気ないな。帰れ,邪魔だから。お前な,47人しかおれへんねん。お前以外46人みんなやる気あんねん。お前一人やる気なかったら迷惑なんやから。家帰ってテレビゲームでもしとけ。コーラ飲んでお菓子食べてな。そうのほうが楽しいだろ」って。そうしたら涙流しながら「練習やらしてください」っていうから,「そんなだらだらやってたら,試合にそれが出るんだぞ。打たれへんやろ。今日はもう本当に帰ったほうがいいって」。そうすると「やらしてください」ってぼろぼろ泣くわけですよ。「やるんだなお前。男に二言はないぞ。やるんだったら,しっかりやらんかい」と送り出すんです。それぞれトーンを変えてね。

泉: ゴルフでも同じですね。僕も小学生に教えているけど,覚えてこないから「やる気ないんだったらもうやめな」って言ったんですよ。その子は,野球もやってるし,水泳もやっている,塾にも行ってる,良い学校にも行ってる。「お前ただそこにいるだけで何も学んでないからいっしょ,いっしょ。やめろ,何をやっても無理」っていったら,1週間後,ちゃんと覚えてやってくるんですよ。

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