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DVD 見方・聴き方・楽しみ方
60過ぎてなお現役バリバリ「ザ・ローリング・ストーンズ・シャイン・ア・ライト」
2009/07/16

60歳を過ぎているとは思えない
DVD販売元
販売元:ジェネオン ユニバーサル エンタテインメント
作品名
ザ・ローリング・ストーンズ・シャイン・ア・ライト

 ロック・ミュージシャンというと、どうしても破天荒かつ不健康なイメージがある。破天荒という点では当てはまるものの、不健康という点では、「かつては」という条件付きで、現在は年齢を感じさせずに精力的に活動している長老格のロックバンドがある。「ザ・ローリング・ストーンズ」だ。

 4人のメンバーは、皆60歳をとうに過ぎている(最年少のロン・ウッドが62歳。最年長のチャーリー・ワッツは68歳!)。シャウトしながらステージを所狭しと跳ね回るミック・ジャガーが66歳と聞いて、日本の同世代が果たしてそれを信じるだろうか?

 その引き締まった身体は、腹が出ていないどころか、一切贅肉がない。これがかつてドラッグと酒に溺れていたロック・ミュージシャンの身体とは、俄に信じがたいのである。おそらくは、ワークアウトやエクササイズ、食事の内容等、人知れず注意を払っていることもあるのだろうが、小さなお尻や足首の細さなどは、どう見てもティーンエイジャーのそれなのである。

 ステージで煙草をふかしながらギターを弾くキース・リチャーズにいたっては、かつて大病を患い、生死の境をさまよった人間だ。しわくちゃの顔は一種の凄味があるが、その動きは相変わらずシャープだし、プレイも実にかっこいい。

 そう、この4人。60過ぎとは思えないほど、皆実にかっこいいのだ。40代半ばの筆者でさえ、見習いたいと思うほどかっこいい仕草や動きがある。果たしてセカンドステージ世代が見たら、どう感じられるのだろうか。

 本作は、「タクシードライバー」や「ディパーテッド」で知られる巨匠マーティン・スコセッシ監督がメガホンを取った、ストーンズのコンサートムービーである。スコセッシ監督は大のストーンズ・ファンであり、自身の作品の挿入歌やテーマ曲にストーンズの楽曲を使うことが多い。メンバーとも私的交流があるようで、単なるコンサートビデオではない、いかにもスコセッシならではの映画的な視点が活かされた作品だ。ちなみにスコセッシ監督も66歳である。

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