

![]() ![]() 2008/02/01
マラガの街を中心に、ジブラルタルからネルハまでの地中海に面した海岸線。この地域はコスタ・デル・ソル(太陽の海岸)と呼ばれ、全長300キロに及ぶ美しいビーチが延々と続く。最近では、日本でもロングステイの人気デスティネーションとして注目され始めている。そんなコスタ・デル・ソルで“暮らす”魅力に迫った。 白い街「ミハス」
朝早くぶらりと散歩に出る。花の飾りのある白壁に、挟まれるように路地が続いている。昼間の輝くような日差しと違って、朝は想像以上に涼しい。サン・セバスチャン通りで、犬を連れて散歩するおばあちゃんと出会うと、人なつこい笑顔で挨拶をしてくれた。誰もがホッとするような素敵な笑顔だった。スペインの人はなんて素敵な笑顔を見せてくれるのだろう。 坂道のサン・セバスチャン通りをさらに上がると、道はますます狭くなり、階段のたまりごとに家々の玄関がある。パンを焼く匂いだろうか、香ばしい香りが道に流れていた。「白い街」として知られる、コスタ・デル・ソルの小さな街、ミハスの朝はこうして動き出す。 岩山の斜面に密集するように並ぶ白い家々。おとぎ話に出てくるような美しい町の景色──。南スペインでの暮らしに“憧れ”を抱く人も少なくないだろう。実際、コスタ・デル・ソルには、ロングステイに必要不可欠なものがすべてそろっているといっても過言ではない。 例えば滞在施設。そもそも北欧や英国、ドイツ、スイスなどから訪れる観光客は滞在日数が長いため、長期滞在に対応した各種施設が充実しており、海岸線には、ホテルの数を上回るほどのアパートメントが多く並んでいる。加えて、温暖な気候がある。コスタ・デル・ソルでは、晴天の日が年間300日を数えるという。夏の日中は30度を超す日が続くものの、乾燥しているのでそれほど苦にならないし、日陰に入るとぐんと涼しい。また、夕方から夜にかけての涼しさは格別で、とても過ごしやすい。冬場でも、平均気温は20度を少し下回る程度だ。
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