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<葬祭編:第59回>分骨すると「魂が分裂する」というのは本当?

Q: 一度埋骨した遺骨を分骨するときはどうなるでしょうか?

A: たとえば一度は父親の遺骨を仙台の菩提寺に納骨(法律的には「埋蔵」)したのだが、後から妻が墓参しやすいように東京のお墓に分骨したいときですね。

 この場合には、現に遺骨がある場所、つまり菩提寺から「埋蔵証明書」(納骨堂の場合には「収蔵証明書」)を得ます。これが「分骨証明」になりますから、菩提寺から得た「埋蔵証明書」を分骨の納骨(しつこいが、法律的には「埋蔵」)時に東京のお墓の管理者に提出します。

 父親の遺骨を全部、東京のお墓にもってくるならば、菩提寺のある仙台市から「改葬許可証」を得ます。

 この改葬許可証の下段が現に遺骨のある墓地の管理者から「埋蔵証明」または「収蔵証明」をしてもらうようになっており、したがって菩提寺から埋蔵証明を得ます。この改葬許可証を新しいお墓の管理者に提出します。

(碑文谷 創)
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筆者プロフィール
碑文谷 創(ひもんや・はじめ)
ジャーナリスト。1946年岩手県生まれ。東京神学大学大学院修士課程中退。出版社勤務の後、1990年表現文化社(当時・表現社)設立。雑誌『SOGI』編集長を務めるかたわら、死や葬送関係に関する評論ならびに講演活動をテレビ・新聞・雑誌等で展開。
著書は『新・お葬式の作法~遺族になるということ~』(平凡社新書)『死に方を忘れた日本人』(大東出版社)『葬儀概論』(表現文化社)『「お葬式」の学び方』(講談社)ほか。監修『お葬式』『自分らしい葬儀』『冠婚葬祭暮らしの便利事典』(小学館)ほか。共著『仏教再生への道すじ』(勉誠出版)ほか。

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