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セカンドステージ冠婚葬祭講座
<葬祭編:第58回>葬式で兄弟げんかが多いのはなぜ?
2009/06/05

 冠婚葬祭のやり方やマナーにはいろいろな考え方があり、どれが正しいのか分からないという読者の方は多いと思います。そこで、雑誌『SOGI』編集長で死や葬送関係に関する評論活動をされている、碑文谷創さんに現在の葬送についてQ&Aの形式でお訊きします。今回は「葬儀の時のけんか」についてです。

Q: お葬式にはいい印象がありません。祖母の葬式のとき父と叔父が口げんかを始めて、「やめて!」と怒鳴ってしまったことがありました。しんみりしているはずのお葬式でけんかなんてよくあるのでしょうか?

A: 「お葬式でけんか?」なんかこれほど似つかわしくない風景のように思いますが、調べてみると、これがあるのです。もっとも多いのは親の葬式での子どもの「兄弟げんか」です。

 最初に考えられるのが「遺産相続」をめぐるけんかです。高齢者の親の遺産を誰がもっとも多く相続するかで反目が起きるというものです。

 まず問題になるのは故人が遺言を残していたかということです。公正証書のような形できちんと遺言が残されていればまだしも(それでも問題になることはあるのですが)、自筆遺言証書のようなときには問題になります。

 「遺言があるから仕方ないだろう」と考えるのは第三者の意見。当人同士ではそれでは解決がつきません。

 問題はそれが本人の自由意思で書かれたものであるか、ということです。兄弟の誰かが親をそそのかして書かせたのではないか、という疑念が生じます。

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