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<葬祭編:第55回>葬式に行けないとき、香典はどうすれば?

A: また私ならば、行けないというひけ目があるので、お花(供花。最近は東日本の花環、西日本の樒(しきみ、仏花)も少なくなり、生花が多くなりました)を贈ることでしょう。

 生花は1基で平均1万5000円、高いので2万5000円というのが相場です。これは葬儀を依頼する葬祭業者に申し込みます。電話をするとファックスで注文書が送られてきます。これに記入して申し込みます。請求書は後日送られてきます。

Q: 香典はどうしたらいいでしょうか?

A: あくまで私の場合ですが、短い手紙を添えて、香典を現金書留で送ります。

 後日、お墓参りとかで行ければいいのですが、なかなかそうはいきません。後で訪問した時に渡す、というより、すぐ送るのがいいでしょう。

 「郵送の香典は非礼」と言われたのは大昔の話です。今はまず相手に気持ちが伝わることが大事です。行けるなら行って渡すのですが、行けない理由があるので郵送するのです。

 この香典は気持ち代わりですから、金額はそれほど気にする必要はありません。人によって常識が異なり、1万円、2万円、3万円とあります。このどれでもいいでしょう。


(碑文谷 創)
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筆者プロフィール
碑文谷 創(ひもんや・はじめ)
ジャーナリスト。1946年岩手県生まれ。東京神学大学大学院修士課程中退。出版社勤務の後、1990年表現文化社(当時・表現社)設立。雑誌『SOGI』編集長を務めるかたわら、死や葬送関係に関する評論ならびに講演活動をテレビ・新聞・雑誌等で展開。
著書は『新・お葬式の作法~遺族になるということ~』(平凡社新書)『死に方を忘れた日本人』(大東出版社)『葬儀概論』(表現文化社)『「お葬式」の学び方』(講談社)ほか。監修『お葬式』『自分らしい葬儀』『冠婚葬祭暮らしの便利事典』(小学館)ほか。共著『仏教再生への道すじ』(勉誠出版)ほか。

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