
![]() 2009/04/03
冠婚葬祭のやり方やマナーにはいろいろな考え方があり、どれが正しいのか分からないという読者の方は多いと思います。そこで、雑誌『SOGI』編集長で死や葬送関係に関する評論活動をされている、碑文谷創さんに現在の葬送についてQ&Aの形式でお訊きします。今回は「尊厳死とリビング・ウィル」についてです。 Q: 高齢化が進むにつれ、死をどうやって迎えるかということに注目が集まるようになりましたね。 A: “おばあちゃんの原宿”と呼ばれる、東京・巣鴨などでは老年の方達の本音がうかがえるような気がします。少し解説しましょう。 「巣鴨地蔵通り商店街」には各地から元気な老人が多数集まってきます。原宿の竹下通りに例えられるぐらいですから、休日には数万人の人出で賑わうそうです。 Q: 巣鴨にはどんな秘密があるのですか? A: 本尊が「とげぬき地蔵尊」と親しまれているのは曹洞宗のお寺・高岩寺。ここは病気平癒、延命地蔵として信仰を集めています。 高岩寺の本堂で授与しているのが「とげぬき地蔵御影」です。縦4センチ横1.5センチという和紙の中央に尊像が描かれてあり、自分の身体の腰、脚など痛い部分に貼る。あるいは、のどに骨が刺さったときに、その和紙の御影を飲むと治ると言われています。 高岩寺にはまた、「聖観世音菩薩」があります。これが「洗い観音」と言われ、自分の身体で痛い、悪い部分の観音像を洗うと治ると信仰されています。 以前の観音像はタワシで洗ったために像が擦りきれたために新しくされ、タワシで洗うのは禁止され、布で洗われるようになりました。 商店街も老人用の商品で人気ですが、延命、病気平癒信仰が支えています。
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